ローリンド・アルメイダは、ソロ曲以上に「合わせ物」を残しています。
ユニークなのは、一人で多重録音した二重奏の曲です。
このアルバムは、二重奏だけではなく三重奏の曲が含まれています。
写真を見ると、アルメイダが3人写っていますから、ジャケットから想像できますね。
一人での多重録音のためか、テンポを自由に取りにくく、スリリングな感じは受けません。
二重奏は、スリリングさがたまらないので、ちょっと残念。
このあたりは、ジョン・ウィリアムスのほうが上手ですね。
the Spanish Guitars of Laurindo Almeida
SP 8-8521 キャピタル
1.Farruca(FALLA)
2.Clair de lune(DEBUSSY)
3.Brazilliance No.1(ALMEIDA)*
4.Our Father,Who Art in Heaven(BACH)
5.Menuet(RAVEL)
6.Valse Op.69,No.1(CHOPIN)
7.Zambra(GRANADOS)
8.La plus que lente(DEBUSSY)
9.DuettoIII(BACH)
10.Mazurka(CHOPIN)
11.Plelude(RACHMANINOFF)*
*をつけた2曲は、三重奏です。
11のラフマニノフは、浅田真央さんがオリンピックで使った曲です。この曲は、1台だけアルトギターを使っています。
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