教材の参考にするために、千葉の加曽利貝塚公園に行ってきました。
名前の通り、貝塚があった場所で、その層の様子をトンネル状の施設で直接見ることが出来ます。
掘った地層の断面には、すごい量の貝がらが露出しています。
説明文によると、日常生活で食べる貝殻を捨てていたのでは、貝塚としては残らないそうです。
学校では、貝塚は「昔のごみ捨て場所」と教わったように思いますが、そんな単純なものではなかったようです。
では、何だったのかというと、集団で貝の加工をする場所でした。
縄文時代の集落で、貝の身を取り出しながら雑談でもしていたのでしょうね。
この公園にには、小さな博物館も併設されています。
縄文式土器というのがありますが、工夫された縄の模様の付け方が紹介されていました。
表面に縄目の模様をつけていくのですが、縄の組み合わせやよじり方によって、様様な模様をつける事ができます。
その模様は、今でも通用するような、斬新さを感じました。
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