「立ち飲みホッピーの作法」なんていうタイトルにしてしまったけれど、そんな気取った作法なんて無いのがホッピーです。
でも、そういってしまうと先に進まないので、数多くの立ち飲み経験から、周囲を観察しながら得た、最大公約数的なポイントを紹介します。
まず、どこで飲めるか。
今はホッピーを置いている店は多くなりましたが、ちょうちんを目指せば良いでしょう。
心躍る「ホッピー」の文字!奥の「アサヒビール」のちょうちんに負けるな!
まず、注文の仕方。
次の用語を覚えましょう。
・ホッピーセット・・・ホッピー1本とグラスに入った甲類焼酎
・シロ・・・普通のホッピー(元祖ホッピーです)
・クロ・・・黒ホッピー(少し甘みがある)
・ナカ・・・おかわりの焼酎
(コップで持ってきて飲んでいたジョッキに注がれる)
・ソト・・・追加のホッピー
お店によっては、「氷、どうしますか?」と聞いてくるので、お好みで。
さて、焼酎の量ですが、焼酎1に対してホッピー5くらいが標準ですが、これは店によってまちまち。
大体、1本のホッピーで、焼酎2杯~3杯を飲むことができます。
焼酎の量が多い店では、ナカを追加してもらうと、ジョッキの8分目くらいになってしまうことがあります。
これにホッピーを入れるときには、かき混ぜないのがコツ。
そっとホッピーを注ぎ足しながら、上澄みのアルコール度が少ない部分を静かに攻めましょう。
かき混ぜてしまうと、ほとんど焼酎ストレートに近くなるので、アルコールに弱い人は要注意です。
さて、そのかき混ぜ棒。
どこに置くかと言うと、写真をご覧ください。
かき混ぜ棒はビンにさし、カウンターには小銭。小銭は灰皿に入れても可。
お札は飛ばされないように、七味唐辛子の容器で押さえよう。
そう。ホッピーのビンに、突きさして置くのです。
ホッピーを注いだら、さりげなくビンにさすと、玄人っぽいです。
さらに、カウンターには、100円玉数枚を置いておきましょう。
いちいちつり銭を財布にはしまいません。
これは、「ナカを追加するからね。1杯ではやめないんだからね」という、お店への強烈な意思表示になります。
そこに、500円玉を混ぜておけば、アピール度ばつぐん。
無言の500円玉は、「今日は余裕があるもんね。刺身なんかもたのんじゃうんだからね」というオーラを出してくれ、お店も、「お、上客だ」と、一目おいてくれる・・・、かどうかはわかりません。
ホッピーは、思ったよりアルコールが回りやすいので、注意しましょう。
からだの軸が揺れ始めたら、要注意、です。
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