源泉徴収、というのがありますね。


所得税が、給与から「天引き」される、アレです。


会社員として働いているときは、「高いなあ」と思っていたくらいなのですが、会社を経営するようになって、アレは、半年に1回、どきりとさせられるイベントです。


私の会社は、半年に1回、7月と1月に、半年分の源泉税を納税しています。


つまり、毎月天引きしている所得税は、すぐには納税されず、「預かり金」として会社で預かっておくのです。


その預かり金がある場所は、多くの場合、会社を運営するときに出入りするお金を預けている口座ということになります。


通帳を見るたびに、減っていく残高。


ふと忘れてしまうのですが、この残高に「預かり金」が含まれているのです。


つまり通帳に見えているのは、「残高であって残高ではない」わけです。


そして、半年に一度、まとめて税金を払うことになります。


資金が潤沢にあるわけではないので、わかっていても、毎回どきりとするものです。


同じような徴収方法の税金に、消費税がありますね。


会社を始めた年にこの経験をして、これは精神衛生上よくないわいと、次からは、納税時期に満期になるような定期積み立てをするようになりました。


普段見える通帳から、見えないところに預けておくわけですから、預かり金という言葉からも、適切です。


もし起業を考えている人がいましたら、資金が少ない中で大変ですが、税金分は「見えないところ」に預けておくことをお勧めします。


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