オーディオは、今から40年以上前から続いている趣味です。


オーディオというより、どちらかというと、いい演奏の音楽をいい音で聞きたい、という欲求が強くて、ある程度満足のある音が手に入ると、そのまま何年も装置を変えることはありません。


システムにお金をかけるなら、より多くのLPやCDを買ったり演奏会に足を運んだ方がいいと思うタイプなので、正確にはバリバリのオーディオファンではありません。


システムに手を入れる周期は、だいたい10年に1回くらいでしょうか。


そのくらいの周期で、オーディオの世界に戻ると、その変化に驚くことがあります。


たとえば、ケーブルの問題。


電源ケーブルにこだわり、数十万円もする電源ケーブルを購入するという世界は存在しませんでした。


今は、ケーブルだけで、1冊の本が書けるくらいに注目されているアクセサリです。


「へたにCDプレーヤーを変えるなら、電源ケーブルを変えたほうがいい」と言われるくらい、劇的に音が変化するそうです。


ケーブルにこだわると、家やマンションの中の配線にも目がいくらしく、とりあえず交換するのは、壁のコンセント。オーディオショップに行くと、この部分だけでもかなりの数の商品が目に付きます。


さらに進むと、クリーンな電源を手に入れるために、配電盤からの配線ケーブルを高品質なものに変えます。


もっと進むと、電柱を立てて専用の変圧器を取り付けて家に引き込むこともあるそうです。


すごい!そこまではできない。


でも気持ちはわかります。


趣味は、そのことに無関心な人から見て、信じられないようなところに時間とお金をつぎ込むものです。


道楽です。


ケーブルの世界も、うっかり踏み込んだら、あとは泥沼の世界。商売をしているお店の人からも「適当なところで納得しないと大変ですよ」と言われるような世界です。


私は、あと一歩のところで、踏みとどまりました。


秋葉原で、電源用コネクタを買い、使っていたケーブルを切断し、コネクタをつけ変えたところで、おっと、いかんいかん、と気がつきました。


自分では踏みとどまったつもりですが、周りからみるとそうは見えないかもしれません。


これが、手を加えた電源ケーブルです。




1本6000円程度の市販の電源ケーブルを2つに切断し、それぞれにコネクタをつけました。コンセント側は、ホスピタルグレードと言われるものです。1組のコネクタを買うだけで、1本から2本の電源ケーブルを作るという、貧乏性丸出しの作戦です。


こういうことをやっているということは、電源ケーブルで大きく音が変わる、ということを疑っている証拠ですね。


このケーブルは、オーラノートに使いました。


さて、結果は?


なんだか良くなったような気が。。。

うーん、よくわからない。。。


中途半端な貧乏作戦ではやっぱり駄目なのでしょうか。


もう少し、本格的にやればもしかしたら。。。。


人はこうやって、泥沼の世界にはまっていくのですね。


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