「江戸」のことを口にすると、思ったより江戸好きの人が多いことに驚きます。


江戸の町人文化が栄えた頃は、生きること・生活を楽しむこと・人と人との関わり・エコなど、たくさんのことが見事にバランスが取れていた時代です。


平成22年7月まで大規模な改装工事が行われていて現在は閉館中ですが、「江戸深川資料館」 にあった江戸町民の長屋は、コンパクトな間取りに生活に必要な設備が配置されていて、モノにあふれた今から見ると、魅力的です。


「東京江戸博物館」 でも同じような家が見られるので、興味のある方にはおすすめです。


江戸の町人文化は、何より、「粋でいなせ」。


念のために、毎度登場の「新解さん(新明解国語辞典第五版)」を調べてみると、


いき(粋)

[着ている物のかっこうやしぐさが]気がきいて見える様子。


いなせ

[若い男性が]いきで、勇み肌な様子。


さすが新解さん。

[若い男性が]と、限定しているところが思い切りがあって「いなせ」じゃありませんか。


とっくに「若い男性」は通り過ぎていますが、「粋でいなせ」に少しでも近づいて、現代の江戸を楽しもうと、数年前に「江戸を楽しむおやじの会」が結成されました。(”結成”はちょっとおおげさかな)


鹿児島にご自宅があり、仕事の関係で単身で江戸に住む、Mさんを中心とした4人の江戸町民の集まりです。


両国で相撲を見たり、演劇を楽しんだり、花見を楽しんだりということもするのですが、「美味しい料理でお酒を呑む」ことが圧倒的に多い会です。


まじめな社長のふまじめなブログ-20100426_1江戸おやじ

写真を水彩画モードにしてみました。

手前はSさん。吉良(上野介)邸跡にご自宅がある、

本物の江戸っ子です。

真ん中がKさん。最近、自転車に凝っています。

知識豊富な江戸の学者さん、という感じです。

奥は、薩摩亭のご主人。大の浅草好き。
みなさん酒豪なので、もー、たいへん。


この週末も、薩摩の焼酎「八千代伝」を呑むことを議題に集まりました。


場所は、東向島の百花園の向かいにある「薩摩亭」


「薩摩亭」は百花園を見下ろし、スカイツリーがどーんと見える、すばらしい場所にあります。


「薩摩亭」は、実はMさんのマンション。薩摩出身で、江戸を第二の故郷とするMさんが、洒落で名づけたものです。粋じゃあありませんか。


料理は、いつもMさんのお手製です。味付けが抜群で、必ず太って帰ることになるのが悩ましいところです。


今回は、鶴橋から取り寄せた「生モツ」の鍋と、お刺身でした。ボイルしたモツとは、まったく別物なんですね。


まじめな社長のふまじめなブログ-20100426_3江戸おやじ
Mさんは、ダッチオーブン使いの名手。

いつもこれを使った手料理が登場します。


地元の薩摩でもなかなか手に入らない「八千代伝」という焼酎を1升呑み干し、楽しい時間を過ごしました。


まじめな社長のふまじめなブログ-20100426_2江戸おやじ
あまりに美味くて、皆さんロック。のん兵衛です。


薩摩亭のご主人、いつもありがとう!


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