引き出しを整理したら、7年前に会社を辞めたときに書き留めた、
「会社を辞めた理由」
のメモが出てきました。
そこには、42項目の「辞めた理由」が書かれていました。
20年の会社生活を経て、希望退職に手を上げたのが45歳のとき。
上乗せ条件もよく、何かに挑戦するには、貴重なチャンスでした。
そして、教育コンテンツを開発するソリューションゲートを立ち上げました。いわゆる脱サラしての起業です。
今は、人脈も広がり、販売できる教材も増えましたが、なかなか思ったイメージでビジネスが展開しているとはいえません。まだまだ、発展途上です。
でも、きちんとした仕事を誠実に続ける限り、必ず上手くいくと思っています。
そしてあるとき、会社を辞めた理由を思い出そうとします。
成功すればするほど、あるいはしなくても、納得できるライフスタイルで暮らしていれば、おそらく、
「良い教材を提供して、日本の教育に貢献したかったから、辞めた」
「納得できる仕事がしたかったから、辞めた」
「自分がどこまでできるか挑戦したかったから、辞めた」
「収入は減っても、納得できるライフスタイルで生きたかったから、辞めた」
と答えてしまうのではないかと想像します。
もちろん、退職を決意したとき、自分の未来を自分の手で切り開きたい、という思いは強くありました。
でも、実際には、前向きなことばかりではありません。
現状が嫌だから、という後ろ向きな理由も、少なからずあったわけです。
このまま会社を続けて納得できる状況になったとき、
「これがやりたから辞めたんだ」
ということだけを人に語ったり、自分でもそう思ったりすることが、とても格好悪いことだ、と思ったのでした。
そんなわけで、退職を決意したとき、忘れてしまわないように、その理由を書き出しました。
今でも、水道橋のベローチェで書き出していた、その場面を鮮明に覚えています。
改めて読み返してみると、自分でも興味深いことがたくさん書いてありました。
目標として書いてありながら、今は忘れてしまったこともあります。
多くの方が共通に悩んでいるだろうことも書いてあるので、差し支えない範囲で、今の気持ちと照らし合わせて、ブログとして書いてみようと思います。
ブログランキングに参加しています。
ベンチャー社長ランキング
ここをクリックしていただくと、現在のランクを確認できます。
応援、よろしくお願いいたします!