いつもご購読頂きありがとうございます。
福岡拠点の荒木章子です。
早いもので2019年ももう3月に突入しました。
出会いと別れ、そして桜の季節ですね。
そして、私にとっては一番特別な月です。
という事で本日は、その理由と共に
「8回目の3月」というテーマでお話ししたいと思います。
先程、“桜の季節”と申しましたが、実は私の妹(荒木家四女)の名前は「桜」です。
母が一番好きな花の名前です。
そして荒木家には3月生まれが3人いて、
母(3月5日)
私(3月11日)
桜(3月10日)
と、なんとまあ絶妙な近さなのです。
これだけでも3月が特別な理由は揃っているのですが、
実はもう一つ一番大事な理由があります。
それは私の誕生日である、3月11日という日です。
東日本大震災の日。
いつの間にか、今年で8年が経つのですね。
でも私の中では全然薄れない記憶です。
私は当時、4月から高校2年生になるタイミングで、
長崎県の末端にある、グラウンドから海の見える高校に通っていました。
その日も、穏やかな海を横目に帰宅してすぐ、信じがたい現実を知りました。
幸い、東日本には知り合いはおらず、一連の当事者ではありませんでした。
なのに、怖くて、心がざわざわして、部屋から出れませんでした。
「学校で友達に誕生日を祝われていた時に、一体何人の人が苦しんだんだろう」
言いようのない罪悪感と同時に、急に自分の命がずっしりと重みを増した気がしました。
そして16歳になったばかりの私が出した答えは、
「私はその人たちの分も思いっきり生きよう。」
ということでした。
それから毎年誕生日が近付くと、今まで生きてきた日々、出会ってきた人々を思い出して
勝手に泣きそうになります。笑
「今日も生きたな。」
上手くいかなかった日でも、めげそうになった日でも、
ただ、その言葉をつぶやくだけで救われた日々がたくさんあります。
「明日がある。」
こんな幸せを教えて下さった、たくさんの命に、今年も感謝します。
明日もいつもの玄関を出て、いつもの道を通って、新しい今日を過ごしていきたいと思います!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
明日は東京拠点の濱川さんです!