いつもブログをお読みいただき、ありがとうございます!


本日は、向井のバトンに心が温まっております。

大阪拠点の荻がお送りいたします。


{C054C29A-AEE2-4440-83FF-316385C9D09A}


支え合える同期がいることに、

この1年は最も感謝した年になりました。



さて、本日は「失敗」から「価値観」について考えたことについて

お送りさせていただきます。



実は、私には双子の従兄弟がいるのですが、

彼らが高校受験の年で、本日「合格したよ!」という

報告をもらいました。



ただ、驚いたことに、私が聞いていた受験予定の高校と

2人とも違う高校を選んでいたのです。


実は、彼らが受験を予定していた高校は私が受験した高校でもありました。

自分で言うのもなんですが、県内ではレベルの高い高校だったので

私も受験期は、これ以上できない!と思うほど勉強しておりました。



ただ、私は、その高校に落ちてしまったのです。


正直、当時はかなり落ち込みましたし、家族関係すら悪くなりました。


結局進学することになった私学では、


「お前らは、受験に失敗してここにいるんだ!」

「同じ努力の仕方だったら、大学受験も同じ結果になる!」


と再三言われることにもなり、

あんなに頑張ったのに、こんな思いをしなきゃならないなんて!

と悔しさを味わったことを覚えています。



一方で、従兄弟たちは、知らぬ間に1人は私学単願に変更、

もう1人はレベルを下げた高校に志望校を変更


という選択をしておりました。



その結果、2人とも“合格”!



それはすごく嬉しいことなのですが、


そのときに「失敗しない可能性の高い方を選択する」ということについて

考えさせられました。



読者様は、この選択について、どんなことを感じますか?



私は、正直、自分が挑戦をして失敗をしたものの、

いまはそれでよかったと思えているからこそ、

従兄弟たちの選択について、一瞬ネガティブなイメージを持ちました。


「失敗しない」選択をするんだ・・・。と。




ただ、一方で、私たちの世代は「ゆとり世代」と言われ、

打たれ弱いとか、ストレス耐性がないとか、

失敗を過剰に嫌がるという特徴が謳われ、


極端な言い方をすると「使えない」という評価を世の中から

されているような気持ちになることがあります。



勝手なイメージでいい悪いの印を押されているような気がして、

すごく嫌だと感じていました。



しかし、冷静に考えてみると、私が従兄弟たちにネガティブなイメージを

持ったことは、私が世の中という漠然としたものに「使えない」という評価を

されていると感じたことと同じではないかと思いました。



「失敗しない」選択がいいか悪いかなんてわからないし、

彼らの背景も知らないのに、何となくよくないことにように思ってしまう。



これは、改善していかないと、いけない部分だなと思いました。



もうすぐ4月。“究極のゆとり世代”と言われるゆとり教育を9年間

受けてきた1995年生まれが入社してきます。


各世代によって、価値観は大きく違うことを、

最近は内定者や学生さんと話ながら、また上司と話しながら、

痛感しております。



だからこそ、自分が知らないうちに持っていた価値観や

イメージで、その人の背景を知らないまま判断してはいけないし、


いけないとわかっていても、よほど気をつけなければやってしまうものだ

ということを従兄弟たちの合格報告から学ばせてもらいました。



大切なのは、いいところを活かし合いながら、ともに成長していくこと。

目指しているモノを得ていけるように協力すること。

一緒にいることを楽しむこと。



そのために、自分の勝手な価値観、先入観をなくして、

「個」と「個」として接していけるような大人になりたいと思います!




お読みいただき、ありがとうございました^^


明日は、あちらこちらとお客様先に飛び回る城さんです!

{C5938101-C3EB-4D85-8D46-478389C47547}