いつもお読みいただき
ありがとうございます。
本日は大阪拠点の川口が
担当させていただきます。
ダナンではウェルカムフルーツだった
マンゴーを持って帰って意外と
美味しいことに満足した川口でした(笑)
向こうではココナッツジュースが
美味しくてもう一度飲みたいです!
さて本日は
「目的、目標に対するすれ違い~協力体制~」
というお話ができたらと思います。
ある日、インスタグラムを見ていると、
中学時代の友人が更新している様子を見て、
ふと運動会でのできごとを思い出しました。
中学2年生の時、
私のクラスの先生が体育の先生で、
「運動会で絶対優勝するぞ!」
と熱く生徒を巻き込んでいました。
私は昔から運動が苦手で、特に走ることが嫌いでしたし、
その時のクラスでは一致団結できるイメージが湧かず、
7クラスある中で1位になることはなかなか難しいと
少し冷めた目で見ていました。
おそらく、社会人でもあると思いますが、
・客観的に冷静に見ている人
・自主的に熱く行動できる人
がいるように、
その時のクラスメイトも今思えば、
どちらかに分かれていたように思います。
運動会では女子の種目として、
7人8脚(人数はうろ覚えです)をしました。
(棒を持って走っていたような気もするのですが…)
その練習の際、私が腕を痛めてしまい、
左手にギブスを巻くことになり、
それまでの練習の横並びでは厳しくなってしまいました。
左手を痛めているので、
左手を使わない一番左へ並び場所を変えたのです。
1人の場所が変わると、私が高身長ということもあり、
高さの調節や足の速さの調節により、
他のメンバーの場所も交代となり、
実質、0からのスタートとなってしまいました。
痛めた場所が腕ではなく脚であれば、
この種目に参加しないという選択肢もありましたが、
“全員参加する”という運動会の意義のもと、
私は場所を変えてでも参加することになったのです。
はじめ、周りのメンバーは
「大丈夫? 腕が痛かったら言ってね」
と色々と心配をしてくれていました。
しかし、練習を重ねていたある日、
女子の中で影響力が一番あった当時、
リーダー的な存在だった女の子が裏で
こう言っていたところを見たのです。
「○○のせいでぜんぜんうまくいかんやん。
ほんと足手まといやねんけど」
いわゆる陰口でした。
私も聞こうと思って聞いたわけではありませんでしたし、
たまたま聞いてしまったことが運のツキ。
そのリーダー的な女の子はどちらかというと
優勝を目指すことに対して乗り気でしたし、
自分がひっぱっていかなくてはいけない、
という思いが強かったのではないかと思います。
だからこそ、ケガをしてしまった私、
そしてあまり乗り気でなかった私に対して、
いい感情を持てなかったのかもしれません。
私は聞かなかったふりをして、毎日練習に参加しました。
ですが、その言葉は私の心に残り、
なかなか消えてはくれませんでした。
その日から私はその子以外の女の子が自分に対して、
「大丈夫?」とか「無理しないでね」とか
優しい言葉をかけてくれても、
「裏ではあの子と一緒のことを思っているんだろうな」
と悪く考えるようになってしまいました。
全員、自分の敵のように思えてきたのです。
結果、その種目で1位を獲れたかどうか、
今になっては忘れてしまいました(笑)
ただ、クラスで優勝できなかったことは覚えています(笑)
今では本当にいい思い出です(笑)
何が言いたいのかといいますと、
結局、目的と目標に対するすれ違いが起きれば、
全員が同じ方向を向けるはずはない、ということです。
かつ、本音ですれ違っている事実を話し合わなければ、
逆にお互いの信頼を失ってしまうことになりかねません。
今、振り返るとその子と一緒にもっと話し合い、
協力できればお互いに譲歩しながら、
同じ1位という目的・目標に挑めたのでは…
と思うのです。
なにせ、中学時代のことですし、
当時は「目標だ~目的だ~」とか
「協力体制が~」とか考えているはずもありません(笑)
むしろ、この出来事があったからこそ、
学び得たことでもあると思いますが、
歳を重ねた今だからこそ、この出来事を糧にする、
その必要性をひしひしと感じています。
皆さんの協力体制づくりという面で、
何か1mmの気づきになれたのであれば幸いです。
明日はベトナムで美味しいもの探しをしていた
藤本さんお願いします♪(写真左)