いつもお読みいただき、ありがとうございます!
本日はソリューション大阪拠点の城が担当させていただきます。
もうすっかり秋ですね。
秋といえば、読書の秋!
そのイメージの元になったのは古代中国の韓愈が詠んだ『灯火親しむべし』(秋の夜長は明かりをつけての読書に適している)という詩からきているようです。
さて。今日のテーマは≪期待していることを共有することで信頼関係は築ける≫ということについてです。
組織の中で働く上で、大体階層が存在していると思います。
立場によって目指していること、注力していくこと、責任を担っている領域が違うからこそ、コミュニケーションのギャップというのは必ず生まれます。
そのコミュニケーションギャップが起きているとき、言葉としてよく聞くのは、“恐らく”というフレーズ。
事実は抑えずに、勝手な推察、固定観念、フィルターをもったまま相手をみてしまう、話を聞いてしまうので、話がややこしくなることが多いのです。
でもそれは無意識のうちにやってしまっているので気づかないことがほとんどです。
私自身が実は社内の役職者の方達に対して勝手な推察、固定観念をもっていたところがありました。
きっとこのポジションに立っているからこういうことを担ってくれているのだろう、この役職だからこんな動きをしてもらえるのだろうと。
不満とかではないのですが、役職者に対する期待する気持ちが一般メンバーとして無意識のうちにもっていました。
そのことを自分は無意識のうちに思っているだけなので、その方達に対して共有ができていませんでした。
しかし、想定外の状態になったときにかなりがっかりしてしまうのです。
そのがっかりが注力してやっていかなければいけないところに注力できていない一つの要因になっていたのだと思いました。
でも、それは自分自身が期待していること、リクエストしたいことを伝えられていなくて、自分が勝手に相手に対して失望してしまっていたのだということに気づきました。
そう思ったときに、勝手に相手に対して失望感を抱く前に、ちゃんと相手に期待していることを伝えられているのか問いかけてみようと決めました。
きっと目の前にいる人も失望感を抱かれるよりは、期待していることを共有してもらった方が嬉しいにきまっていますもんね。
なかなか上の立場の方には言いにくいというご意見もあるかと思いますが、むしろ私は目上の方にこそ下が伝えていくことが大事だと思っています。そうすることが本来我々がありたいチーム(自律型組織)になるからです。
最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
明日はみねちゃんです!