こんにちは。いつもブログをお読み頂きありがとうございます。
本日は藤本が執筆致します。
弊社では、月初にその月の抱負や心がけることを、一言で言い表して発表するのですが、ついつい季節ネタを盛り込んでしまう傾向にあります。そんな訳で、8月は「夏」を盛り込んだ内容が多かったです。
ちなみに、
私の抱負を一言で表せば・・「夏合宿」
弊社代表の抱負を一言で表せば・・「出会い」
過去、どんな夏を過ごしてきたのかが滲み出ていますね・・。
さて、今回はご相談の多い、【求人広告の表記方法】についてお話できればと考えています。
実は私、11年間求人広告の企画に携わり、また次の5年間は求人する側に携わってあらゆる求人広告を出稿し・・・と、計16年間求人広告に携わっています。
そこで感じるのは、
変わったのは伝え方だけ。
求職者を動機づける情報はさして変わらない。
という事です。
伝え方の面で言えば、主流となる情報伝達媒体(新聞・折り込みチラシ⇒雑誌⇒WEB・フリーペーパー⇒SNS)や、媒体特性に則した演出方法(例えばSNSで動画配信など)は、日進月歩の勢いで進化しております。
ただ、求職者が「この『協働体』に参加したい!」と動機付けされる情報は、普遍的なもの・原理原則が多いなと感じるのです。
例えるなら、「気になるあの娘に思いを伝えたい!」となった際に、伝え方は手紙からラインに変わったものの、「好きだ!付き合ってほしい!」という口説き文句の内容は、古今東西、あまり変わらないのと同じです。
では、どんな情報が良いのかというのが、今後、お話していく事です。
ここから先は、少々、マニアックな話になりますが、何卒ご了承ください。
さて、どんな情報が良いかと言えば、
共感できる目的・目標(明確な理念・ビジョン、戦略・目標の将来性)
魅力的な活動内容(事業・商品の特徴、仕事・ミッションの醍醐味)
魅力的な構成員(風土・慣行の親和性、人材・環境の明確さ)
魅力的な特権(待遇・制度の充実度、施設・職場環境の利便性)
の4大項目8小項目に別けられます。
ここで「あ、うちは明確な理念・ビジョンがあるから、そこを打ち出そう!」というのは早計です。
その前に、「どんな人が欲しいのか?」を明確にしましょう。
ターゲットとなる人が望んでいるであろう情報、(中途ならば、ターゲットとなる人が、現状不満から脱する事ができる情報)を推測し、先に挙げた4大項目8小項目から重点的にピックアップするものを決めるのです。
例え自分がスポーツ全般好きだとしても、「気になるあの娘」がサッカー好きなら、自分のサッカー知識を総動員して口説きにかかるのと同じ理屈です。ただ、ラブレターなら、「気になるあの娘」は誰なのか明確なのですが、求人広告においては「気になるあの人」が明確でないケースが多いのです。
ここで、マーケティングに詳しい方は『あ!ペルソナ理論とかセグメントマーケティングとか、そのあたりの話ね!』とピンとくるでしょう。
ほぼ正解でございます。
ただ、結論づけるのは、まだもう少しお待ちください。
ここに、求人広告はおろか、求人活動全般における大きな罠が潜んでいるのです。
私見ではございますが。恐らく、採用の部署を擁する企業さまなら大半が、擁しない企業さま(例えば、経営者さまご本人が採用担当)なら半数以上が、この罠にかかっております。
「どんな罠なのか?」につきましては、次回のブログで詳しくお話致します。
もっと早く知りたい!あと一週間後に求人広告出すよ!という方は、当社にご連絡頂けますと、コッソリとお伝え致しますし、原稿のチェックなんかも承ります。どうぞご遠慮なさらず、お問い合わせくださいませ。
それでは、次回は中村君です。先日、ちょっと格好良いバーにて、「僕の髪型はE・プレスリーを意識している。」というまさかの告白を、直接本人から聴きました。「あ、尾崎紀世彦さんじゃなかったんだ・・」と気づいたと同時に、中村君の事を何も理解していなかったなと少しだけ反省しました。もっと彼と関わっていきます。それでは、また逢う日まで。