こんにちは、福岡拠点の北村です!
柴ちゃんと一緒に高校野球の練習試合を見に行きました。
朝から寒い中、練習し、
必死に試合に臨む姿に感じるものがありました。
さて、昨日はワールドカップ予選でしたね!
最近、うちの拠点長が「スポーツを見てください」としつこいので、
私も寝る間も惜しんで昨日はUAE戦を観戦しました。
今回は、そこで気づいたことなんですが、
サッカーって私みたいな素人でもある程度、
見ていて、面白さがわかるんですよね。
それは、
「おっ、今のパスは上手い!」とか
「今、なんでそこでトラップしちゃうんだよ!」とか
「今の3人抜き、ヤバイな!」
などが、なんとなくでもわかるからなんです。
その理由は、私たち観客が
“斜め上”から見ているから。
いわゆる「鳥の目」というやつですね!
試合を俯瞰して見えるわけです。
なので、誰がどこに入っていて、
マークがどれくらいきついのかがわかるから、
色んな感想や感情が出てきます。
(あれ?俺も結構サッカーわかるんじゃない?)
みたいな気分になる。
でも、一方で見えないものがあるんです。
そう、“現場”です。
「あれぐらい走ってボールに追いつけよ~」
「なんで、そこでパス出しちゃうかな~」
という声を出してしまいますが、
実際の距離感や選手の目線がわからないのです。
選手から見たら、フィールドはこんな感じ
実際に全然様子が違うわけですよね。
色んな死角があって、目の前の人にたいていの視界を奪われる。
しかも相手は自分を襲ってくる。
こういう状態の中で判断し、行動するということが
リアルです。
まさに「周りが見えなくなっちゃう現象」です。
だから上手く動けないこともあります。
本当はAさんにパスした方がいいのに、
ドリブルで攻めちゃうとかもあります。
何が言いたいかというと、
仕事も一緒なんですよね。
ぐっとその仕事に集中していると、
視野が狭くなる立場なので、意外と周りが見えなくなる。
実は、違う人にお願いしたら(パス)上手くいくのに、
無理やり進めようとしちゃうなど。
そしてはたから見れば、
「あの人、なにやってんの?」
「本当、考えなしに動くよね?」
という声が出てきます。
でも、これは誰が悪いではなく、
そういう立場だと理解してあげることが
周りにとっては大事なのだと思います。
そして、だからコミュニケーションが必要なのだと思います。
「私たちから見ると、○○さんはこう動けば動きやすいと思うよ」
「いや、僕はこの意図で動いていたんだ」
というすりあわせができるからこそ、
鳥の目と虫の目が合わさっていい仕事ができる。
周りの人は、自分は鳥の目で見てしまっていて、
本当のことが見えていない場合があることを、
本人は、自分は虫の目で見てしまっていて、
周りがが見えていない場合があることを
それぞれ自覚して、コミュニケーションを取れると良いんだろうな~
と感じました。
でも優秀なサッカー選手は、現場にいながら、
できるだけ鳥の目をもててるからすごいですよね!
僕も自分の仕事を俯瞰してみえるようになりたいなと思います。
月曜日は、そんな客観的な視点が得意な濱川さんです!