こんにちは!
本日は、浜川から紹介ありました通り、
大阪にて絶賛スタトレ研修・面談中の岩元がお届けします!
昨日、研修に参加してくれていた、
求職者の方と、遅くまで研修後も面談をしていました。
深刻そうな顔で、私に相談をしたいと言ってきた内容は、
『心の開き方』でした。
人生を振り返り、自身を改めて認識し直す研修の中でも、
彼は、話すたびに感情的になり、
凄く葛藤している様子が、顕著でした。
就職支援で面談や、研修を行う中でも、
結局、『人としての成長』や『心の成長』が議題やフィードバックのテーマになることが
ほとんどで、
『就職活動』という小さな枠組みで考えるのではなく、
今後生きていくために、そこは今、乗り越えておかないとしんどいよね、
という個々人の、
トラウマや、思いこみ、考え方、捉え方、発信の仕方、表現の仕方。。。
などと、たくさん対峙することになります。
彼の場合は、
純粋に今まで、周りから認められたり、愛される経験がまだまだ足りないまま、
大人になってしまったんだなと思いました。
だから、注意されても、頑張っている部分は認めてほしくて、
『でも、自分では頑張ってるつもりです』と、言い返したくなるし、
それでもまだだという話をすれば、
なんでわかってもらえないんだと、悲しくなって、イライラしだす。
これは、子どもとおんなじです。
可愛いなと思いましたが、
やっぱり心がまだ満たされていないから、大人になり切れていないんだと思いました。
この状態が続くと、
人と相対する時も、『この人は自分に危害を加える人なのかどうか』ということを
必死に詮索したくなりますから、(これ以上傷つきたくない一心で)
目つきも悪くなったり、
人を疑うような態度になったり、
心を閉ざして、ストレートに自分を表現できないままで社会に出ますから、
苦労することは目に見えています。
でもこれって、彼に限らず、思い当たる周りの人の行動言動、
あるいは自分の言動行動って、あると思いませんか?
私も、心が大人になれないと、
人との関係は、必ずぎくしゃくします。
じゃあ、心が大人って、どういうことか?
それは、心に余裕があったり、満たされている状態だと思うのです。
常にそう、余裕のない人の場合は、
そもそも、認められたり、愛された経験が少ないと、本人が捉えている場合がほとんどです。
もしかしたら、人を真っすぐ愛することは、誰か一人だけでも、
真っすぐ愛してくれた経験があるから出来ることなんじゃないかなと、考えさせられます。
しかし、彼は今もう20歳も超えたいい大人だと思うと、
まずは、人に好意を持つ努力からはじめて、
ここは少し踏ん張りどころですが、
とにかくまず周りから良し!といわれるレベルまで仕事を努力して、
認めてもらえるまで、今の悔しさをバネに、前に進んでほしい、
という話をしました。
人の育て方、関わり方って凄く大事で、
大人になってからも、こうやって本人の傾向として現れるんだと思うと、
今向き合っている家族や、仲間にもしっかり向き合える自分でいたいと思いますよね。
彼の成長を期待して。
今後も応援していこうと思います!
さて、明日は、現在北海道出張中のお祭り野郎!
新井雄己さんです\(^o^)/