スタトレ大谷


こんにちは、新卒5年目がそろそろ終わりそうです。

・27日に迫ったCBM経営者フォーラム2014では運営の想定に大忙し、
・加賀田先生とのセミナーは新規の動きをとりつつ、
・新入社員受け入れのため、オフィスレイアウト変更のかじ取りをし、

3足のわらじを履きながら、大谷がお送りします。


いよいよ新人を迎えるまで1週間となったいま、
自分の1年目を振り返ってみました。

初めに学んだのは、報告、そして、信頼、でした。



たしか何かの資料作りを頼まれていて、

「13時までね」とM先輩に言われていたんです。

そして、13時より数分前、そして13時頃にも
M先輩のデスクを見たら、M先輩はいなくって、
誰かと社内で打合せしているようでした。


「あ、戻ったら提出しよう」


って思って、そのまま、しばらく待機していたんです。


ほどなくして、戻ってきたM先輩に
「できました~」と持っていきました。


たしか、「へへ、どうだ、速いだろ」と得意気でした(笑)
褒められるかな―と安易に思ってたら、予想外なことに、
なんと怒られたんです。


「いま13時5分だよね?なんで遅れた?」


・・・きょとん。。。

『いや、先輩いなかったじゃないすか!』
『僕は、できていましたよ!!』


とは言葉にして主張しないまでも、感情は腹にすえたまま、
唇を尖がらせて、不服そうな雰囲気を隠さず漏らしてしまった私。

そんなめんどくさい1年目に、M先輩は丁寧に教えてくれたものでした。


「できていたかもしれないけど、
 できていたかはおれはわからないよね?」

「例えばお客様には、実はできてました、は通用しないだろ?」



そんなことを教えられたように思います。

私はそのとき、


【あ、できてたって信じてもらえないんだ】


と思ったんです。


それはさびしい気持ちなんかでは一切なくて、ビジネスとして、
『信じて任せることは、一歩間違うと無責任なことになるんだ』と学んだんです。


「たぶん、やってくれているだろう」


そう信じ任せたつもりでいて、では実際に
やってくれていないときに、責任を取るのは誰か?

信じ任せたというその仕事に対して、
責任を持ち続けているか?

ということなんだと思うんです。



5分遅れることで、お客様にどんな迷惑がかかるか。

実際にこのときどんな影響が出ていたかはともかく、
たった5分でも、逃さず指摘してくれることで、
時間の大切さ、約束の大切さ、報告の大切さを伝えてくれたのでした。



きっと、M先輩は、1年目の僕に任せた仕事でも、
ちゃんと自分ごととして責任を持ち続けて取り組んでいたんでしょう。

いま振り返ると、当時の先輩の尊敬するところを
改めて発見します。



それ以後、私は、報告をぞんざいに扱ったことは決してなく、
「大丈夫です」「ポイント押さえてます」「信じてください」
というメッセージを、こまめな報告によって主張し続けました。


だからこそ、M先輩から、

「お前なら、大丈夫だろ」

と一定の信頼を得られたときには、それはそれは嬉しかったです^^



この仕事の仕方は、以後、

・マーケティングを担当して外部業者の方と仕事を進めるときも、

・総務として本社の方に教えを乞いながら仕事を進めるときも、

・外部講師の方と協力して進めるときも、

私の根底にある考え方として、あらゆる場面で役立っています。



新人に関わることは、責任重大ですね!!

まさか新卒1期生のM先輩も5年経って、
ブログに書かれるとは思ってないでしょう(笑)

でも、大きな原体験でした。


【信頼は勝ち取るもの】
【信頼してもらえるような、立ち振る舞いをしているか?】


私も、伝えていきます~!!




さて、次回は、ストイックな気付きを発表してくれる、
みぐもんこと(なかむら みぎわ)です!