こんばんわ!本日は宇城が担当させていただきます!


(これは後輩の星君が書いてくれた似顔絵です!)

昨日・今日と「飯田塾経営合宿」に参加sあせていただきましたので、
その中で感じた気づきを共有させていただきます。

今回のテーマは「理念とビジョンと人材戦略」です。
経営者・No.2が1泊2日で語り合うことの意義を感じました。


参加してくださった多くの方々から感じたのは、
経営者の方の意見に違和感を感じているNo.2の方が多いことです。

普段は何となく意思疎通ができているつもりだったのに、
いざ意見を出してみると認識にズレが生じていることも多いようです。


そこで勝負なのが「違和感を口に出せるか?」です。


しかし、意外と口にすることができない方が多いのも事実です。
違和感を感じても、それを表現できなければ事は進んでいきます。

そして経営者の方の意見で全てが決定し、
それを現場で実行していくのはNo.2の方になるわけです。

当然、自分の意思で決定したものではありませんので、
あまり気持ちも入っていません。

何のために、どのような背景があって、
その決定に至ったのかもよく理解していません。

これでは現場で実行されるわけがありません。
ましてや継続されるわけがありません。

その結果、経営者の方は
「ウチの社員には実行力がないんだよね~」と嘆くことになります。

この嘆きが続く以上は、どんなに素晴らしい理念のもとで、
どんなに素晴らしいビジョンを立て、計画を立て、戦略を作っても、
成果に結びつくことはまずないと言ってもいいでしょう。


では、どうするか?


僕は「リハビリ」が必要だと思っています。
第二創業期の初期段階での幹部の方々は、
ほとんどが社長の強烈なトップダウンのもとで生き延びてきた、
言わば「我慢強く、責任感のある」方々です。

あまり目的意識がなくても、指示されたことはしっかり完遂する。
そのようなタイプの方が多いように感じています。

経営者の一人マネジメントで成長しているうちは、それも○です。
しかし、家業から企業へと成長していく中で、
No.2や幹部の方々が理念を軸に部下をマネジメントするならば、
このスタンスではなかなか務まりません。


「社長に言われたから・・・」


これでは部下には響きません。人は動きません。
理念を軸にNo.2や幹部が成長するためには、
「言われたことを実行できる人」から「理念を基に目的・目標を示せる人」に
変化する必要があります。

とは言え、いきなりできるのであれば誰も苦労しません。
もはや、その方々にとっては社長からの指示=絶対。
つまり社長の前では実質思考停止になってしまうのです。
(僕もよく昔は飯田の前で思考停止しておりました・・・笑)

その状態から、経営者に対しても違和感を口にして、
しっかりと意見をすり合わせできるようになるためにはリハビリが必要です。

自ら考え、自ら決定し、自ら行動する経験量です。
僕自身も飯田をはじめとした上司が現場から離れ、先輩たちが辞めていき、
後輩たちの方が多くなってきたタイミングで自分で動くしかなくなりました。

その頃から、少しずつ自分の意見を言えるようになってきたと感じています。
本音でのコミュニケーションをとれずに理念浸透なんてできません。

まずは経営者とNo.2が理念を基に本音で話し合える、
そんな関係性創りが絶対に必要。そう感じた1泊2日でした。



明日は妖精キャラの岩元さんです!