こんばんは。
本日はオフィスの砦、総務経理担当の高畑が更新します!
$「社長に夢を現場に愛を!」組織改革の達人ブログ-高畑11月顔写真

西岡が元気塾の懇親会に出ているため、代わりに更新します!
ピンチヒッターで登場させてもらえることが多く、光栄です笑。


今日は、とある観葉植物からの気づきを書きたいと思います。


弊社の会議室には飾り棚があり、そこには写真のような
小さな観葉植物をディスプレイしています。
$「社長に夢を現場に愛を!」組織改革の達人ブログ-ポトス


この植物くん(今回のブログではこう呼びます)、
今月の頭ごろだったでしょうか、気がつくと
土がカラカラに乾き、今にも葉の頂点が下に
着いてしまうのではないかと思うぐらい、
萎れた状態になっていました。

普段は朝の掃除の時間に水やりをするのですが、
先月末から今月にかけて、朝の朝礼見学で会議室を連日使っていたため、
うっかり水をやるのを忘れてしまっていたのです。

今にも枯れてしまいそうな植物くん・・・
しかし、かろうじて葉はまだ緑色をしており、
水や栄養を与えてあげれば生き返るのではないかと思い、
急いで上から水をかけてあげました。

植物だし太陽の光も当たった方がいいのかなぁ、と昼間は窓際に置いてみたり、
水もこまめに霧吹きで吹きかけてあげていました。
水の量はあげすぎてもいけないかなと思い、
適度に土が湿る程度にあげていました。

しかし、毎日水をあげ続けているにも関わらず、
植物くんはいっこうに元気になりません。

葉も少しずつ黄色くなり、もうダメか・・・と
なかば正直、諦めていました。


そんなこんなで1週間ほどたったある日、
オフィスの頼れるお姉さんである丹羽さんから、

「そのポトス、水を上からあげるのではなくて、
 下の受け皿のところに注いであげてみたらいいんじゃない?」

とアドバイスをいただき、早速実践してみました。

すると!!!

なんとその水やり方法を実践した2日後には、
上の写真のような状態にまで回復したのです!!

上から吹きかける水だけだと、土の下のほうに張っている根に
十分水が行き届かなかったのでしょうか、
水の量が単に足りなかったのもあるとは思いますが、
水を下からあげたことで、見事に復活を遂げてくれました。


そこで、この植物くんを見て、思ったのです。

植物にも人にも、それにもっとも適した育て方をしないと、
きちんと育つことができないのだな、と。

これまでの自分の経験から、植物を育てるときは、
水は土の上から注いであげるもの、と先入観を持ち、
その方法でしか実践していませんでした。

でも、本当はこの植物くんにとっては、
下から水を吸うほうがより早く育つことが出来たのです。


これは、部下や後輩を育てる立場にある自分にとっても
当てはまると思いました。

知らず知らずの間に、自分が通ってきた道が最もその人が育つに
適していると当てはめて、育てようとしていないだろうか?

もちろん、自分が経験してきたことをもってでしか
部下や後輩には本当の意味では伝えられないわけですが、
それがその人にとって、その時に最も適した育ち方なのかどうかは別問題。

人を育てる関わり方に、正解不正解がないからこそ、
自分ではこの方法がいい、と信じたことが
最適であるかどうかはわからないのです。


今回の「植物くん復活物語」から学んだことは、
人を育てるどうこう言う前に、まずは、その人自身をよく知ること、
どんな思いがあって、どんな適性があるのか、をきちんと知る努力が必要で、
かつ、これまでどんな環境で育ってきたのか、
どんなときに成長があったのか、などを知ること、
これが必要なんじゃないかと思います。

また、成長のチャンスを与えるにせよ、
自分の方法が正しいと決め付けないこと。
前に上手くいったことが今回も上手くいくとは限らず、
その時その時適した関わり方をしていくことも必要だと思います。

時には厳しい環境に身をおいて、鍛えることも必要ですが、
必死に育てようとするあまり、折れてしまっては元も子もありません。

その人にはその人なりの成長の仕方があるんだということを
しっかり探って、向き合っていくことが大切なんだと、
改めて気づかされました。

植物くんには、明日もきちんと受け皿に水をあげてやりたいと思います。


お読みいただき、ありがとうございました。


明日こそは、
楽しいこと大好き!ソリューションの爆裂チキチキ娘、
西岡亜衣が更新します!