こんにちは、相澤です。
いつもお読みいただきありがとうございます!
「上司とうまくいかないんです。
というか僕が全部悪いんですけど」
こういったことを仰る、ある企業の若手営業社員の方とお会いしました。
詳しくインタビューを続けていくと
色々なエピソードが出てきました。
特に印象的だったのが、「部下をくさす」エピソードでした。
※「くさす」とは「悪く言う」という意味の方言です。
その若手営業社員の方(以後Aさん)が
上司とお客様先にお伺いした時のことでした。
長年お付き合いのあるお客様で、気心も知れているということで
色々な話に華が咲きます。
そんな中で、お客様から
「Aくん、最近どう?頑張ってる?」という質問をいただいた時に
上司の方が、Aさんよりも先にこう言ったそうです。
「いやあ、まだまだです。全然ダメなんですよ、コイツ」
・・・
このエピソードは、上司が部下を叱っているわけでも
褒めているわけでもないので、部下に対して意図が伝わりにくいんですね。
そこに愛はあるのか、が見えにくいわけです。
そして、このような現象が起きるのは、上司・部下間に限りません。
経営者からすれば経営幹部
上司からすれば部下
先輩からすれば後輩
こういった関係の中でも、起こりうることだと思います。
「うちの幹部は・・・」
「うちの部下は・・・」
「うちの後輩は・・・」
あえてそういった言い方をして奮起させる、というやり方もあると思います。
あると思いますが、そればかりでスムーズに成長ができないからこそ
組織開発や人材育成は面白いんだろうとも思います。
愛を伝えたいのに伝えられない、という方
いらっしゃいませんか?