連休最終日ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか?
私はというと、連休中も診療を行っていましたが、空いた時間を見つけて
動物理学療法のセミナーに参加してまいりました。
動物理学療法というのは、いわゆる、リハビリのことです。
リハビリとは、整形外科の手術の後などに行われる、機能回復のための
トレーニングのことです。
イメージ的には、理学療法士の指示の元、「痛い!痛い!」と言いながら、
頑張る感じがあるかと思います。
しかし、それはあくまでも、人間のリハビリの話なんです。
動物のリハビリには痛みは禁物です。
というのも、人間のリハビリでは「痛くてつらいけど、頑張ればよくなる」ということが
理解できます。
しかしながら、動物の場合、「ただでさえ痛いのに、何で痛いとこを触るんじゃ!コラッ!」
という感じになってしまいます。
そうすると、リハビリ自体に嫌悪感や恐怖感を与えてしまい、思うような効果が
得られなくなってしまいます。
そういった理由から、動物のリハビリでは痛みは禁物なんです。
実際に動物のリハビリでは、低周波電気治療や、半導体レーザー、水中トレッドミル
温熱療法、寒冷療法、マッサージ、超音波治療、バランスボール、などなど、
様々な医療機器や手法を用いて、機能回復のためのプログラムを作っていきます。
現在、当院では半導体レーザーを用いた理学療法と、マッサージや温熱療法や、
運動療法などのプログラムの作成を行っております。
今後も、低周波電気治療器などの医療機器の充実も計画しております。
手術後のリハビリなどでお困りのことがございましたら、お気軽に当院まで
ご相談ください。