ベッドに入ってすぐ眠りに落ちた。
その瞬間のことだった。
わたしはちがう世界へワープしたのだ。
わたしは宇宙へ放りだされ、ものすごい速度で吸い込まれるようにどこかへ向かっているのだ。
その速度は、この世界にある単位ではあらわすことのできない速さなのだ。
光の輪の中をポイント、ポイントで通過しながら目的地へとわたしは移動している。
その光の輪は、オーロラみたいに色んな色が混じり合っていてすごくキレイなのだ。
美しくて気持ちがよくて、わたしは、流れるままに進みつづけた。
そして、はっきりと感じていた。
これは夢じゃない。
そして、この先になにがあるのか。
そして目的地であろう場所に到着しようとしたその時、青い光がぼんやりとその先にいるのが見えた。
言葉もなく、表情もないのに私を待っているのがわかった。
わたしは、その青い光りと対面できたことがなぜかとてもうれしかった。
そして、その青い光りをもっともっと感じたかった。
青い光りの正体を必死で感じようとしたその瞬間、わたしはその青い光りから引き離された。
そして一瞬で、肉体に戻された。
初めにワープした速度よりも、もっと早かったと思う。
あの青の光りはなに?
誰?
何のためにわたしを呼んだの
?
またいつか会えるの?
ベッドに入るたび時々、そう思い出す。
もう一度、会いたい。
あなたが誰でも。
わたしを呼んで。
どうかもう一度。
あの宙へ。