深夜、めそめそと泣いていた。
誰にもぶつけることのできない悲しみを思って。
誰かに受け止めてもらいたかった。
カーテンの向こうが暗闇の中でばっと光った。
カーテンを開けてみてそう囁かれたような気になり、
私は泣くのやめて、
とっさにカーテンを開いた。
車かな?
車はいなかった。窓をあけて夜の空気を吸った。心が落ちついた。
ふと、
空を見上げてみると、とても輝く星を見つけた。
私はこの星が、私の一部始終を見ていたように感じた。私の悲しみを受け止めてくれたような気になった。
私は、その星にお礼が言いたくて
その星の名前を調べてみることにした。
その星の名は、アルクトゥルス。
その星は私の悲しみを誰かの変わりに受け止めてくれたのだ。
ひとりだけれど、ひとりではないことを体感した夜だった。
その星は、傷ついた私の魂を翌朝まで治療してくれた。
私も誰かのそんな存在になりたいと思った。
ありがとう宇宙。
今日も宙が呼んでいる。