恩田陸さん著の『六番目の小夜子』

すごく面白かったー。



以前このブログで紹介した『ネクロポリス』を

書いた方の本です。

青春、ミステリー、ファンタジー、サスペンス

色んな要素が詰まっています。

ある学園で十数年続いている言い伝え。

3年に一度、サヨコという役割を渡される生徒が一人選ばれ

誰にも知られずに、いくつかの決まり事をやり遂げなくてはいけない

という話です。


この作品で一番印象に残っているのは

体育館に全生徒が集まって

短い文章を順番にマイクで読んでいくシーンです。

真っ暗な体育館の中、ジムノペディ第1番が流れはじめ

生徒達がある文を代わる代わる読むシーンは

本当に怖くて背筋が凍る様でした。

なんて怖いの。。

でも、青春物語なんです。

長い人生の中、思春期、学生時代、学校という

とても短く貴重な時間。

二度と取り戻す事の出来ない

宝物のような瞬間を

美しく、不気味に物語にしています。


ネクロポリスの時もそうでしたが

恩田陸さんの書く物語は

世界観や匂い、雰囲気がとても好きです。

実際にどんな話だったのか、

と振り返ると、

毎回少し霧にかかったような感じがあるのですが

それも含めて、彼女の作り出す独特の世界観だと感じます。

そんな世界が

そんな場所が

どこかに確かに存在しているような。

素敵な作品です。

機会があったらぜひ☆


さて、

明日はお花見に行ってきます。

新筍をゲットしたので

お弁当用にこれから仕込もうかなと思っています。

ふふふ。