ご存じですか?
【本当の熱中症対策:脱水症状のメカニズム】
今年の猛暑で熱中症患者の数が約1万人に
達します。何故これ程まで声高に厚生省や
各メディア、ドラッグストアやで
【熱中症対策】を謳っているのに
なぜ熱中症患者が減らないか?
まず注目すべきはに、その搬送車の約7,8割
が高齢者、しかも殆んど室内でという点す。
ご本人は、エアコン設定や水分補給を十分に
しているつもりでも、気付いたら具合が悪く
なってしまい、めまいが。。。という状況が
非常に多く見受けられるそうです。私は、
脱水症状の改善のメカニズムがきちんと
世の中に伝わっていないと感じております。
身体は、体液の塩分濃度を一定に保つ為に
腎臓にてコントロールしております。
汗をかいた後に、水やお茶など塩分の無い
水分のみを補給した場合、体液の塩分濃度が
薄まる為に、腎臓が一定濃度の塩分を保とう
と、更に排尿を促すように脳から指令が下り
ます。そして、水分が更に失われるのです。
この時、少しでも塩分が含まれていれば、
身体は安心して水分を蓄積します。
厚生労働省では、スポーツドリンクや
経口補水液OS-1等を推奨しているのは
この為です。ほぼ汗と同じ成分。点滴の
生理食塩水とも近い成分です。
ですが、スポーツドリンクは比較的近代の
飲料です。今のご年配の方々の時代には
あまり飲みなれてなく、味に抵抗のある方
も沢山おられます。
そこで、昔の時代の生活を思い起こすのです。
以前は、夏の習慣として生活の中で自然と
旬の夏野菜である、きゅうり🥒やトマト🍅
に塩をつけて食べる習慣がありました。
きゅうりやトマトは、ほぼ水分ですので、
これに塩をつけて食べることは、脱水症状対策
に非常に理に適っているのです。
スイカ🍉に塩をかけて食べていたのもそう。
甘酒なんかも、少し塩を入れていたのです。
梅ジュース、なんかもいいですね!(^^)
【脱水症状=水分だけ補給すれば良い】
という、何となくの感覚が現状を引き起こし
ていると考えます。塩分控え目、という
健康志向な傾向が、かえって危険を生み出し
ているという現実があるのも否めません。
精製塩から自然塩に替えるだけでも、
減塩もできます。適正な塩分が必要です。
最も手軽な減塩法は、加工品をできるだけ
避けることです。
きゅうり🥒や、トマト🍅に塩、
あなたの周りの大切な方々に、是非
あなた自身が伝えてあげて下さい。
(^人^)