Porcupine Tree(ポーキュパイン・トゥリー)と知られざる天才スティーヴン・ウィルソン | 好きの世界

Porcupine Tree(ポーキュパイン・トゥリー)と知られざる天才スティーヴン・ウィルソン

ポーキュパイン・トゥリー、No-Man(ノーマン)、ブラック・フィールド、I.E.M、


Bass Comunion、これらのバンドの中でどれかご存知でしょうか?


知っているならおそらくポーキュパイン・トゥリーでしょうけど、どれもが


それぞれの分野で非常に高く評価されています(インディーだけのも有りますが)


スティーヴン・ウィルソンというイギリス人男性が全てのバンドで、ほぼ全ての作詞、


作曲、多くの場合エンジニアリング、ミクシング、プロデュースも手がけています。

好きの世界


彼の事を知っている音楽好きの人は口をそろえて「なぜもっと評価されないんだ!


なぜもっと知られてないんだ!」そして「彼は本物の天才だ!」など、まあぁーーっ


絶賛されてますね(・∀・)www、主にポーキュパイン・トゥリーとスティーヴンの事を


書き綴りたいと思いますが、とりあえずPVが無いこの曲でも聴きながら読んで下さい


ポーキュパイン・トゥリーの曲ですが今はジャンル的にプログレッシブ・メタルなので


メタル好きではない人はこの下にアップしてる綺麗系の曲をお聞きください(笑)




では、Porcupine Tree 「Blackest Eyes」




ちなみにこれは公式PVではなくファンが作ったものです!ちょっとTOOLっぽい
ですが良くできた素敵な映像作品だったので載せました^^


こっちが綺麗系wwのバラード、Porcupine Tree「Lazarus」、亡くなった息子の墓標を


前に母親が息子に語りかけている設定で母親の視点から歌っている曲です




スティーヴンの音楽への探究心は8歳の時クリスマスで彼の両親がお互いへ音楽


のプレゼントをした時始まる、その時彼の父はピンク・フロイドのDark Side of the


Moon(狂気)」を母はドナ・サマーの「Love to Love You Baby」を貰いそれぞれが


へヴィー・ローテーションで掛かるようになる、結果スティーヴンはプログレと


ダンス・ミュージックというある意味相反する二つのジャンルに興味を持つようになる


11歳のころにはクラシック・ギターの弦にマイク擦りつけた音を二台のテープ


レコーダーで録音しては音の実験を繰り返していた、エンジニアだった父は12歳に


なったスティーヴンの為にマルチトラックテープレコーダーを自作しプレゼントとして


与えた、その後「音」への探究心が深まるスティーヴンはギターやピアノを学びバンド


活動や部屋でのレコーディング実験を続けていった、19歳になったころには


その後彼のキャリアの主軸になる二つのプロジェクトを始めるNo-Manと


ポーキュパイン・トゥリー(以後PTと略しますw)である。





PTはもともとスティーヴンと彼の友達とで設定を作り上げた「架空」のバンドとして


始まりました、メンバー設定や、バンドヒストリー、など細かく作り上げた後


その設定に見合った音楽をスティーヴンが作り上げる、ほぼ全ての楽器を一人で


レコーディングしていましたがほとんどジョークとして始めた趣味的な物だったので


スティーヴンの音楽活動はNo-Manを中心としていました、何年かすると


インディー用にPTのフルアルバムを作りそのテープを100枚、音楽関係者で


気にいりそうな人に送ったところUKサイケロック専門誌の「FREAKBEAT」に取り


上げられ後に彼らのインディーミュージックレーベル「Delerium」と契約を結ぶ。





インディーミュージックシーンでの人気をこつこつと積み上げファーストアルバム


「On the Sunday of Life」を発売、カルト的な人気を手に入れつつ有った頃には


スティーヴンのもう一つのバンドNo-ManもUKプレスから好評を受けるようになり


ツアーなども行えるようになった、スティーヴンはこの時普通の仕事を止め音楽


だけで生活費、活動費を稼げるようになり、両バンドに全力を注ぎここからは


恐ろしいペースで様々な音楽活動を始める(今も凄い仕事量をこなしていますw)。





いくつかアルバムをインディーで発売し高い評価を受け続けていたPT、だがPTは


まだほとんどスティーヴン一人だけのプロジェクトだった、注目も評価もされる


ようになりスティ-ヴンはPTに確かな手ごたえを感じ次のステップへとPTを


進める事にする、それはソロプロジェクトからバンド形式への路線変更だった、



No-Manのライヴメンバーだった、クリス・メイトランドとJAPANのキーボーディスト


だったリチャード・バービエリそして若い時から親交の有ったベーシストの


コリン・エドウィンが正式に加わりPTは初期のピンク・フロイド風サイケ・プログレ


の要素も残しつつエッジの利いたハードなバンドサウンドとキャッチーなメロディ


とリフが混合する独自の「音」を開拓する、その結果大きく注目されるようになり


小さなレーベルだったDeleriumはこれ以上彼らの活動を正しく支えられない


との事でPTはより大きいレーベルへ移籍、そしてよりソング・ライティングに


重点を置き非常に高く評価されているアルバム「Stupid Dream」と「Lightbulb Sun」


を発売、この2作後にドラマーのクリスが脱退、変わりに親ドラマーの


ギャヴィン・ハリソンが正式メンバーになる(ちなみにかれは多くの人から今居る


ロックドラマーの最高峰の一人とされ現キング・クリムゾンのメンバーでも有る)。



名作二つを作り強力な新メンバーが加わったと同時にPTはメジャーレーベルの


Lavaよりアルバム「In Absentia」を発売、そしてこのアルバムでPTはメタル路線


に到達する、「In Absentia」はコンセプトアルバムで登場人物である子供が


大人になりそして殺人鬼になって行く過程を第一人視点から画いたダークな


作品で多くの人からプログレッシヴ・ロック(メタル)史上に残る最高傑作の


一つとされている。



その後コアな音楽ファンから絶対的な信頼と人気を手に入れ精力的に音楽活動


を続けているPT、メタル路線到達後の彼らのアルバムはどれもが名作でそして


非常に強いコンセプトを持っています「Deadwing」はスティーヴンが書いた映画の


台本を元にしたシュールリアリズムの色濃いゴーストストーリー。




「Fear of a BlankPlanet」(直訳・虚空な世界への恐怖)は今のインターネット社会、


SNS、合法薬の乱用、マスメディア、銃器そして実在している人への関心の無さや


探究心の無さが子供に与える悪影響とそれに恐れを感じているスティーヴンが


今の世界を生きる子供の目線から画いた非常に空虚感と恐怖感の色濃い


名アルバムである。





「The Incident」(直訳、事件)は、スティーヴンが出くわした人身事故で見た


野次馬や警察、メディアがそれをただの「事件」として取り上げている事に対して


感じた「ズレ」を画いている、人が命を落したことに対して人がただの出来事の


ように見る事に対して道徳の無さを感じ、「事件」の被害者目線でスティーヴンは


詩を書いている、それぞれの曲が違う「事件」と違う被害者の物語で出来ており


曲の中には音楽ではあまり見る事が無いぐらい具体的にネガティヴな詩も有り


興味深い内容で、これも名作です。



同アルバムから個人的に一番好きな曲の一つ「The Blind house」どうぞ





今のPTの歴史やアルバムはそんなところですがスティーヴン自信の音楽活動は


他のアーティストへの曲提供、演奏参加、プロデュース(Opethその他)、そして


特に彼が高く評価されている分野がミクシングです、


Deadwingはサラウンドミュージックアワードで、サラウンドサウンドを活用した


アルバムでその年の最優秀アルバムを受賞、Fear of a Blank Planetは


グラミーでベストサラウンドサウンドアルバムにノミネートされ、そして最近では


5.1chサラウンドサウンドでの最新リマスターで再発売され始めている


キング・クリムゾンの全アルバムのサラウンドミクシングなども担当しています、


ミュージシャンでこれだけミクシングの腕を評価されている人はかなり稀なです。




他にNo-ManやBlackfeildでの活動なども積極的に続けていますし最近では自身の


ソロ活動も始めています、ソロアルバムの出来も最高に良いです、PTのPVに


行く前にスティーヴンのソロアルバム「Insurgentes」シングル曲「Harmony Korina」


のPVをご覧ください、ちなみ不気味な映像ですが個人的には気にいっていますw、


あと、あの鳥人(とりじん)も出てきますよ!!ヘ(゚∀゚*)ノwww






次にPTのPV曲は「Fear of a Blank Planet」このPVはややショッキングな映像が


含まれていますので、苦手な人は見ないほうが良いと思います




最後に「Way Out Of Here」の映像作品



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