旅…6 | 時の流れに・・・どんぶらどんぶら

時の流れに・・・どんぶらどんぶら

長~く、長~く勤めた会社を辞めて、時の流れに身も心も任せっきりの日々
ポチポチと仕事をしたり、好きな事をしたり、気の向くままにどんぶら、どんぶらと暮らしています



アッと言う間に3日目の朝…
バスにはたくさん乗っているし、美味しい物も食べているが…何をしたっ❗️感がない

残念なことだ…

朝からゾロゾロと徒歩でアサリ粥を食べに出かけた


とても美味しかったが、お米の量が多過ぎ…
タラタラしている人に付き合っていてはキリがないので、ひと足先に席を立って、部屋を片付けることにした
いくら連泊とはいえ…それなりにはしておきたい

3日目もバスに乗って出発

宝城に行く予定だったが、染色体験の行程の都合で、最初に染色の先生の工房に行く事になった

染色の先生がパクボゴム氏のお陰で大ブレイクして、無茶苦茶儲かったらしく、素晴らしい韓屋を建設中
いずれはそこが体験場になるらしいが、今は途中なのでトイレの設備すらない
食事をして、さほど時間をおかずに1時間もバスに揺られて…トイレに行きたくなる人がいても何の不思議もないが、トイレのないトコに連れて来られても…

先生に聞いたら

そこらの裏山で適当にする、ですと

私たちは日本人なんだよ〜

畑の真ん中にある、村の公衆トイレにみんなで行ったが、これがまた凄かった
ペーパーが用意されているのが不思議なほどの凄さ

こんなトコに客を連れてくるなっ❗️

その上、吹きさらしの東屋で作業
2時間も

足の裏からシンシンと冷えて、またトイレの人がゾロゾロ
幸い、作業が終わった順に自主的に向かったので、渋滞はおきなかったが

他に前からある作業場があるのに、なんで私たちがこんな過酷な体験をせねばならんのか…

結論は先生が立派な韓屋を自慢したかった、だけ


いい迷惑だわ
そういう目で見る所為か…先生が業突く張りの嫌な奴に見えて来たアセアセ


トイレがあった近く
村の人々が集まって、ランチとかしそうな場所

染色の作業は、絹かウールの布を選んで、好みの葉っぱを置いて、その布を巻いて、ラップで包んで、チャーシューみたく縛って、蒸す

葉っぱのタンニン成分が布に転写されるそうな

葉っぱの種類や巻き方によって色の出方が変わってくる、と



蒸し器に巻物を納めてお昼ご飯

今日は…
長興三合
この地域の名物料理らしく、韓牛とシイタケ、タイラギ貝を一緒に食べる
肉は焼いて、シイタケとタイラギ貝は淵に入れた汁の中で茹でる感じ
ジンギスカン鍋みたいなので調理する




初めて食べたが…美味しかった
普通の焼肉のようにサンチュには包まず、肉に胡麻油を付けて、3つを合わせて、ニラなどが入ったタレに付けて食べるのが作法らしい
牛肉に見事な切れ目が入っているので、柔らかく、シイタケやタイラギ貝の食感とよく合う
なんでも、この店の社長が切れ目を入れる達人だそうで、度々テレビにも登場する、と
食後に見事な包丁捌きを見せていただけた

この道、何年かと聞いたら…35年、ですと
怪我はしないのかと聞いたら…勿論した、ですと

指を見せてくれたが、怪我をして縫ったことが何度もあるので、指が短くなってしまった、と
ホントに左手の人差し指が短かった

食後は宝城の茶畑
前から来たかったトコで、今回のツアーへの参加を決めた理由の1つ

夏の香りのロケ地、ね



季節が季節なので、色味は残念だったが、お陰で人が少なく、ゆっくりと写真が撮れた

展望台にはお洒落なカフェと売店がある


抹茶ラテとお土産にかったチョコ

まあ、抹茶ラテは…どこで飲んでも大差ないわ、な

そして、染色の先生の売場兼作業場がある長興の市場に向かった

市場には肉屋さんがズラっと並んでいる
肉屋さんで肉を買って、二階とかにある食堂で三合にして食べる、らしい
韓国の人は韓牛、韓牛と自慢するが、私は…普通の肉だと思うのよね〜
木曽路で食べるシャブシャブの牛のほうが味があって美味しい、と



市場をブラブラしたり、先生の作品を見たり、買ったりして、再びトイレのない韓屋に向かう
私たちの作品が蒸し上がる時間

蒸し上がった作品はラップと紐でグルグル巻きなので、どれが誰のかわからない
はじから受け取ったモノを解いて、干し台にかければいいものを、私のだ、わたしのぢゃない、と要領が悪い
こんな場所からは一刻も早く脱出したいので、片っ端から剥きまくってやった

幸い、私のはちゃんと私のだと分かる出来映えで、無事に手元に戻って来た



そして、ここで…
私がブチキレたムカムカ