嬉しい事に右肩上がりで増えていた腫瘍マーカーの数値も初めて下がった。
とはいえ僅か1なのだが、私達夫婦にとってはとてつもなく嬉しい。
しかし夫がこのまま治る方向に行ってくれる事は無いのでしょうか?と聞くと、それはありませんとのことだった。
せめて悪くなるスピードが緩やかでありますように…
限られたスペースの家の中でリハビリするのは大変である。
この頃集中力が無く、何往復したのかすぐに忘れてしまう。
そこで細かく千切った紙の破片を10個テーブルに並べ、一往復するたびに下にずらしていく。全部が終わったら今度は逆に一枚ずつ上に上げていく。
全部で20往復したら、今度は短いバージョンで十往復すると、4000歩近くになる。
午後には里山に散歩に行くから、全部で7000歩近くにはなる。
それで充分なのだが、今月のベストが出ると、よし次はそれを越えようとして更に歩数を伸ばす。
それが高じて、日曜日には遂に10000歩を越してしまった。
あんまり無理すると足がもつれて遂には転ぶ事になる。
危ない危ない、少しは自重しなさいという事になる。
しかし記録が伸びて、リハビリ効果か出て、果ては左脚の麻痺が改善されれば、こんな嬉しいことはない。
一番したいことは何かと考えると、今はスキップがしたい。
勿論叶わぬ夢である。



