旅とか町並み巡りをしていて一番得した気分になれるのは、予定していなかった町と出会えることだ。今回の旅では、この新化の町との出会いが最高だった。出発前は新化という地名は聞いたこともなかったが、台南のホテルで見かけた地図に新化老街というのがあったのを目ざとく見つけて、少し立ち寄ることにした。詳しく紹介されていたのではなく、台南の地図の端っこの方に地名だけが載っていたのだが、何となく気になった。車なのでつまらなかったら通過したらよいだけなので、気軽に寄ってみた。

 最近はインターネットのおかげで、現地でもすぐに情報を集められるので、新化の情報も着いてから集めた。100年以上も前の家屋が残っているというので行ってみたのが、蘇家宗祀古厝というところだ。老街から少し入ったところにあって、その一角だけが昔のままに残っていた。安平の延平街の奥の方にも古い家屋が残っていたが、それとよく似た感じの家屋が何軒かまとまってあった。現在もまだ人の住んでいる現役の家屋だ。覗いていると、家の人が入ってもいいよというので、中も見せてもらった。

 

上の3枚が蘇家宗祀古厝。

 

 

 

この一角だけに古い住居が残っていた。

 

(2019年5月 台南市新化區)