オーブンを買った理由
前回は、オーブンを買った記事を書きました。
そもそも、僕がなぜオーブンを買ったのか。
それは、パンの焼ける匂いが好きだからです。
キッカケはバーガーのバンズでした。
思い付きでバーガーを作ろうとしたのですが、近所のスーパーにバンズが売っていませんでした。
仕方なく家のオーブンレンジでバンズを焼いてみることに。
でも、出来上がったのは、硬いナンみたいなパン。噛むと歯ごたえがあって、あごが痛くなる……。3回作っても、やっぱり硬い。味はまあまあなんだけど……
家にあるオーブンレンジのオーブン機能にはあまり期待できない感じなので、これは道具のせいだなと…思いました(笑)
でも、その時に漂ってきた匂い、あのパンが焼けるときの香ばしい匂いにやられました。
というか、昔、大好きだったことを思い出しました。
実は、元妻が数か月パン教室に通っていたことがあったのです。焼いてくれたパンが美味しかったのはもちろんですが、あのパンが焼けるときの香ばしい匂いが好きだった。なんか豊かさを感じるんですよね。
「毎朝、焼きたてのパンがある生活ってどんな感じだろう」と想像していました。
だから、一人になってからも、「いつかパン作りをしよう」と決めていたのです。
もしパン作りを始める時がきたら、最初から良いオーブンを買おうと考えていました。
候補はガスオーブンかオーブンレンジの『石窯ドーム』。
そこで出会ったのがオーヤマくんだったというわけです。8000円程度で買えて、パン愛好家やパン教室の先生も絶賛中。「石窯ドームに5万円出すぞ、出すぞ…(いいのか、俺???)」と心の中で必死に唱えていたところだったので、オーヤマくんを知った日に1台在庫があったお店で即決しました。
30日間で作ったパンの動画
パン作りは門間みかさんの本を参考にしました。門間みかさんはオーヤマくんの名付け親だそうです。
2冊の本のなかで惹かれるものを、一通りやってみました。
『おうちパン1年生の本』
『きょうも、パンを焼こう。』
動画では30日間で焼いたパンを紹介しているのでぜひご覧ください。
白状すると、今回は本だけを参照して作っているので、こね方とか発酵の仕方とかはメチャクチャだと思います。
それでも、素人目には立派なパンが焼けてしまうことに感動しました。おそらくレシピが良いのでしょうね。
笑いと涙のパン作り
この30日間は笑いと涙の日々でした。
サラサラの粉が膨らんでパンになる驚き、自分が作ったんだという喜び、部屋に充満する香ばしい幸せな匂い、元妻が作ってくれた思い出、これからの人生が豊かになるという喜び……
焼きあがるパンを見るたびに「すげー」って笑い、そしてなぜかじわっと目が潤んでくる(笑)
手間はかかるけど、もうパンは買わなくてもいいかもなと今は思っています。
またソロ暮らしを楽しみたいです。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。