私は以前、あの子の旅立ちから死ぬことが怖くなくなった、と書いたことがあります。
頑張って生きた末、余命宣告を受けるとしたら、その時私は穏やかに笑っているでしょう。
多分、同じ境遇でなら解って頂ける方は多いんじゃないかな?と思います。
それは私たちにとっての
"最後の救い"
であり
"最期のプレゼント"
なのではないかと思います。
私にはわかる。
この先どんなに幸せなことがあってもあの子がいなくなった悲しみに勝てることは絶対にあり得ない。
プラスの人生には絶対にならないんです。
それ程凄まじい苦しみと悲しみ。
自分が死ぬより強烈な悲嘆。
先日、福岡飲酒運転事故で3人の子供さんを亡くされた大沼かおりさんがおっしゃいました。
[(子供さんたちに)会えなくなる日が増えていくのではなく、会える日が近づいている]
と。
4人のお子さんがおられてもなお、大きすぎる悲嘆を胸に長く生き抜いてこられた人の、真実の言葉だと思いました。
その言葉を口にする彼女の表情はとても美しく、穏やかでした。
私にもまだこの先の使命があります。
これまで色々辛かった下の子を誰よりも幸せにするまでは死ねない。
それはプラスにならない私たちにとって耐え難い試練がこれからも続くということです。
けれども"最後の救い"としての死は、私たち同じ境遇の人にしか手にできない、子供達からの最高のプレゼントなのです。
一歩一歩近づいていく。
救われるその日まで。
胸の中のあの子と、生きていくしかないんだ