今日も勉強しました。 


約3時間。


司法書士の勉強です。


余力があればもう少ししようかな。




さて今日はZoomで研修があり。




退院支援についての講義がありました。




講師は弁護士先生です。




退院支援とは、弁護士やら精神保健福祉士などが精神科に入院している患者さんが精神科を退院する行政手続きなどを支援していくことです。


具体的には医療審査会に退院請求の書類を送ることです。


精神科に入院してしまうと、本人の意思では退院が難しく、長期の入院を事実上強制されることもあるそうです。




そしてここが重要なのだが、本人が退院したい意思を明確にしても、行政機関が退院決定するので、なかなか決まらないそうです。




今は国も退院支援についてかなり積極的に動いてます、何よりも本人の意思に添わない長期の精神科入院は、憲法が保障する人身の自由、合理的な理由もなしにその身体を拘束されることは認められません。




ここに医療と司法とのせめぎあいとでも言えることが見れます。




行政的・医療的な観点からは、果たして危険な素質のある患者をこのまま社会に野放しにしていいものか?




しかし司法的・人権的な観点からは社会的な予防という名目のもと合理的な根拠もなく、長期の人権侵害が許されていいのか?




この事に関しては、弁護士さんも他人に迷惑かけるわけでもないのなら、本人が退院したい意思を尊重すべきとのこと。




僕もこの考えに賛成です。




何をもって人を異常かそうでないか判断するのはやはり客観的・科学的にすべきで、今のところ政治的にとても弱い精神患者に不利な対応がなされていると思う。




そうでなくても日本では精神障害者の数が爆発的に増えてます。




それらのほとんどはいじめやらパワハラなどによる後天的な事件やら事故が原因です。




この点からもコンプライアンスを徹底したい。