クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝 | 勇登 OFFICIAL BLOG

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本日は雨だったので家に引きこもって映画Day。

基本的に僕はアニメ映画大好きです。
ジブリからピクサー、果てはTVアニメの劇場版までなんでもござれです。
結構意外がられますけど。



と言うわけで、


クレヨンしんちゃん ブリブリ王国の秘宝鑑賞。

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子供向けの皮を被った大人向け映画として定評のある同シリーズの初期の作品。

第一作のハイグレ魔王や人気の高い雲黒斎の野望に挟まれてて、ちょっと地味な印象。

基本的に僕はクレしん直撃世代なので、リアルタイムで見てましたねーコレ。



久々に見ましたが、
この作品は何と言っても格闘アクションシーンの出来が素晴らしい。

あきらかにアニメ表現でしかできない技を大真面目にかまして、
それに真面目にダメージを受けたり受け流したりするヒロイン。
そしてしんのすけのメタ発言。

ここらへんのバランス感覚が完璧。


あと魔人たちの戦いの巨大感というか重量感も素晴らしい。
対人のバトルシーンはスピーディかつ軽快に、
対魔人のバトルシーンはあえて鈍重に、
この対比がいい味だしてますなー。

ひとつ文句言うと、
オカマの二人も格闘シーンで背中羽交い締めにするとこ以外にも見せ場が欲しかったけど。
1対複数のバトルシーンなんかもあってよかったかなーとか。

オカマがカッコいい事言って参戦する割に、ほぼなんの役にも立ってないし。
まあそういう1対複数もののバトルシーンは今作の段階では未完成で、
その後の「暗黒タマタマ大追跡」とかにフィードバックされてるんだろうな。



おなじみギャグシーンはお下劣で、なるほどPTAが嫌うのも無理はないという感じ。

そーいや、当時ガキンチョだった僕はしんのすけのお下劣ギャグで笑ってましたが、
今見てみると、大人側は基本的には無反応、
もしくはギャグ自体「滑ってる」ように処理されてるんですね。
子供の渾身の滑り芸を見せられ、どうしようもなく痛い空気を作って
それを見なかったことにするとか、苦笑いで済ますというような
ある種の共犯関係を結ばせて、そこで大人の共感を掴んでるのか。なるほど。

ギャグシーンは数あれど
この作品での白眉は飛行機からのスカイダイビング。
よくまあ動く動く。
4作目ヘンダーランドの追いかけっこ程じゃないけど、
それを思わせる動きっぷりと顔芸のギャグは鉄板です。
そこは面白かった。

でもギャグは全体的にはアレかな。
まあ僕が年取ったせいもあるでしょうけど。


ストーリーはまあこんなものって感じですか。
世界を舞台にしてて、スケールの大きい世界感もあって、
わくわくさせてくれます。
やっぱ近場で完結するよりデカい世界感のが楽しい。







うわー軽く感想書こうと思ったら長くなってしまった。。。



最後に、
僕がこの映画に評価をつけるとするなら、
★★★★☆☆☆☆☆☆
10点満点で4点です!

皆様の参考になれば幸いです。m(_ _)m