さて、本格ソロキャンプデビューは、やっぱり直火OKの焚き火をしてみたい、キャンプの聖地と言えば道志村でしょう、ということで道志の森キャンプ場に決定しました。

道志の森キャンプ場は、予約も不要でフリーサイトの大きなキャンプ場です。

東京からも2時間あれば十分着く便利なロケーションです。

 

ソロキャンパーも多く、周りが家族連れや賑やかな団体さんに囲まれることもなさそうです。

まぁこの時期はそんな心配はいらないですけどね。

ただ、この時点で「ゆるキャン△」的なソロキャンプを目指していた本人は「ガチなソロ」になることは全然気づいていません。

 

 

道中は桜も見ごろで暖かい日差しのいい天気です。

 

道志の森キャンプ場に着きました。管理棟です。

サイトが決まったらここに支払いに来ます。

この日は4月ですが、まだ冬季料金で1,500円でした。

 

キャンプ場内にはプールがあり、このあたりにはきれいな水洗トイレもあります。

ただし、冬季は水洗トイレは使用中止期間です(上記の写真は4月中旬の再訪時のもの)。

4月だとまだこんな感じで、少し寒々としています。

 

着いたのが4時くらい。キャンプサイトを探しましたが結構混雑していてびっくり。

何とかテントを張る場所を見つけて設営完了。

初の薪割りも快適。新品のハチェットは使い心地がよく楽しい作業です。

 

ここから火起こし。湯沸かし。からのコーヒーで一息です。スタバのPike Place Roast。

新しいことを始める時のコーヒーは、安心のベーシックなものが落ち着きます。

 

コーヒーの次はステーキ。

記念すべき最初の焚き火飯はステーキでしょ。

串刺しで豪快にいただきます。

 

上のポッドでは定番のカレー作りです。

豚ロース、ニンジン、玉ねぎ、ジャガイモの極辛カレー。

本格ポークカレーをたき火で豪快に炊き上げます。

極辛カレーをいただくと体が温まります。

白米は家でも毎日炊飯器を使わずに炊き上げているので、飯盒の扱いは問題ありません。

カレーもたき火で煮込むとうまみが凝縮されるプロセスがあるのか、美味しくなります。

初ソロの大成功を祝して、テントでワインを飲みながらののんびり、まったりします。

この時間が最高ですね。至福の時間。

 

消火も確認して就寝。

 

 

ところが、午前1時半。

あまりの寒さに目覚めます。なんとか繋がるスマホで気温を見ると道志村5℃。

でもこれは絶対に氷点下近くまで行っている感覚。

後で調べると標高750mとのこと。

高尾山の山頂よりも高い位置にあります。

 

テントは3シーズン。グランドシートは使ってますが、テントの上に直にシェラフ。

シェラフも3シーズン。服装は桜満開の初春スタイル。

くるまからブランケットを取り出し横になりますが、全くダメ。

次に段ボールを下に敷いてみます。

 

でも、3時前にまた寒さで目覚めます。

着替えと雨具を重ね着して、何とか寝付けました。

 

朝を迎えて、朝日を温かみを感じてホッとしました。

焚き火+アルコールからの気温の低下には十分な注意が必要と勉強しました。

オートソロなのでくるまに避難可能とはいえ、自然相手では事前準備は必須ですね。

 

朝食は、体が温まる辛口インスタントラーメン。

 

改善点もありますが、全体的には大満足。

道志の森キャンプ場も、他のキャンプ場を知りませんが、ソロキャンパーさんがほとんどで、非常に過ごしやすい環境です。

これから、キャンプ飯とソロキャンプにがっちりとはまって行きそうです。