昨日は、時間に対する価値意識を鋭角に持とう
という話をしました。
今日は、この時間に対する価値意識を持つための
具体的な練習方法をご紹介します。
「パーキンソンの法則」というのをご存じでしょうか?
ウィキペディアから引用します。
パーキンソンの法則
1958年、英国の歴史学者・政治学者
シリル・ノースコート・パーキンソンの著作
『パーキンソンの法則:進歩の追求』、
およびその中で提唱された法則である。
具体的には、
第1法則
仕事の量は、完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する
第2法則
支出の額は、収入の額に達するまで膨張する
の2つからなる。
(引用ここまで)
ここでは主に第1法則です。
「仕事の量は、完成のために与えられた時間を
すべて満たすまで膨張する」
つまり、本当は3時間でできる仕事であっても、
時間が10時間あれば、10時間かけてダラダラと
仕事をやってしまうということです。
意識してダラダラしていなくても、やらないもいいことに
こだわったり、余計な作業を増やしたりして、仕事を膨張させて
しまうのです。
このことは経験のある方も多いのではないでしょうか。
では、どうしたらいいいかというと。
時間を短く区切って仕事をするようにします。
そして、
必ずその時間内で片をつけるようにします。
パーキンソンの法則を打ち破る必要があります。
では、簡単なエクササイズをしてみたいと思います。
紙とペンを用意してください。
(必ずやってくださいね。1分で終わります。)
1:ストップウォッチで時間を1分にセットしてください。
2:1分間で「今やりたいこと」をできる限り書き出してください。
「書いたことは実現し、書かなかったことは実現しない」
そう思って必死で書いてください。
では、スタート!
・・・
・・・
はい、お疲れ様でした。
やっていただけましたか?
かなり頑張って書かれたのではないかと思います。
このときの感覚が大切です。
この感覚を忘れないでください。
時間が区切られていると、人の脳は高いパフォーマンスを
発揮します。
このことは、
エクササイズをきちんとやっていただけた方は、
実感していただけたと思います。
こういう感覚を持って、日々の仕事や作業をこなしてください。
この感覚で一日仕事をすると、かなりの結果が出ます。
30分から1時間の単位で時間を区切って、
達成する仕事内容を決めて、
ストップウォッチでラップを刻みながら
仕事をするようにしてください。
「こんなことをしていたら、めちゃくちゃ疲れてしまいます」
そんな声が聞こえてきそうです。
はっきり言って、めちゃくちゃ疲れますよ。
だから、休憩時間があるのです。
精一杯生きましょう。
そして今夜も疲れ果てて眠りましょう。
では、また。
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