このタイトル、日本語だとなかなかピッタリくる言い方が思いつかなくて。
たぶん英語とかのほうが伝わりやすいんだと思うのですが、
私、そんなに英語力ないので・・。
何だろ。
「The way to be needed」
・・かな?(分からん)
私は物心つくかつかないかの頃から10年くらいクラシックバレエを習っていて、
20歳前後にはクラシック・モダン・ジャズ・タップというジャンルの踊りを習っていました。
私にとって、言葉以外のいちばんネイティブな表現方法はクラシックバレエだけれど、
今は表現する為の身体的能力が全くないので、要するに語彙力が無いわけです。
こればっかりは、一番雄弁であった10代の頃と同じには戻せない。
ずっと続けてきた人なら、10代の頃に出来たことは出来なくなったとしても、
それを補う、あるいは代替出来る別の技術が付いてくるものだと思いますが、
続けていないと
20代を越えた場合、もう元には戻せないし、代わりを見つけるのは難しい。
例えば。
漢字だって書いてないと忘れたりするでしょう?
で、ここではこの漢字を使いたいんだけど、思い出せない。
辞書もない。
仕方がないから平仮名で。
これはもう、当初の表現したいものとは変わってしまう。
私は、大人になってからバイオリンを始めて。
これもまた、言葉以外の表現方法だけれど、
それでバレエのように表現が出来るのか、と言えば「No」なわけです。
まず、技術がない。
譜面通りに弾く技術はもちろん、その上の細やかな表現や自分らしさを表す技術もない。
最初に、
伝えたいことは日本語だと上手く表せない、と書きましたが、
じゃあ英語だと今度は語彙力がない。
それって結構、ストレスで。
私が必要とされたかった場所、最大限に自分を表現したかった場所は、バレエの舞台だったけれど、
それはもう、自分の望む形では叶わないこともわかっているのです。
そして、離れたのは私自身だということも。
一度離れた場所に戻ろうとしても、結局そこでもまた、望んだ「needed」は手に入らない。
一度降りてしまった電車に乗るためには、乗っていなかった時間の倍以上の速さで追い付かなければならない。
そして、乗っていなかった時間に見れたであろう景色は、決して見ることは叶わない。
もちろん、離れていた時間に私は別の景色を見ていました。
お芝居だったり、音楽だったり、それはそれで私の財産です。
だから、戻ろうとは思わないけれど。
時々、すごく憬れを感じるんです。
今も現役で踊っている、私より年上のダンサーの方々に。
その場所でしか得られない、至福の時間に。
でも、時間は戻せない。
それは、自分で理解するしかないことなのだけれど。
少し、哀しい。かな。