食事を終えると、グレーンはワインを飲んで清め、口を拭いて‥
「さぁ、続きだョ!」
めちゃくちゃ子どもっぽくキョトンとしてから‥ワクワクしていた。
( ̄□ ̄;)!! グ…グレーン、、
「バモス」(始めよう!)
私は、お皿を寄せた。
“同じく!”
みたいなことを叫んで、彼もお皿を寄せた。
再び、ノートが開かれる。
彼は、別の治療についても質問してきた。
歯の詰め物(前歯の白いもの)が、どうしてくっ付いているのか、に質問が移った。
詰めて固めるのは、、分かるけれど、なんではり付いているのかを、ニヤニヤしながら申し訳なさそうに?聞いている。
それについても、図解入りで、、“断面図”で説明した。
『断面図』を…描けば描くほど、彼は身を乗り出し、熱心に耳を傾けてくる。
(初めから赤いが)頬を赤くして満ち足りた顔なのだ。
もう、根の治療と歯の痛みはどうでもいいようだった。
私は、削った歯に詰め物がされていく流れを描いた。
削った状態の断面図を見ると、剥がれ落ちない理由に、目を輝かせた。
もはや、『言葉』は要らない、そんなやり取りになっていた。
“断面′S CLUB』‥
2人は夢中だった。
断面図で異様な盛り上がりを見せていた、美しい庭の一つのテーブル。
薄々感じてはいたが、彼もまた(!)断面図好きだったのです。
ナイフでスパッと斬った、その内部構造がたまらなく好きでワクワクする、、
彼も、そうだった。
ですから、図を切り分けたら、食事どころじゃ‥景色どころじゃァ、なくなってしまうのでした。