「お庭で食事かぁ、いいなァ」
前を通るたびに眺めていたカフェレストランへに着いた。
今日は、私があのお庭のテーブルにつくのね!
望みが、こんなかたちで叶えられるなんて‥思いも、よぎりもしなかった。
この出会いを用意され、“いいなァ”がか叶ってしまう。
グラナダに強く惹きつけられるのは、意味があるみたい。
色々が、私への手招きに感じた。
庭のテーブルに案内されると、そこは小さな楽園だった。
なんて素敵なんだろう!
もう嬉しくて嬉しくて…(小さなことは)なーんにも気にならない、そんな人格を手にいれた。
「でね」
グレーンはきりだす。
いよいよだわね!
私は姿勢を正し、ペンとノート、辞書を置き聞く準備を整えた。
「実は昨日、ホテルのプールで泳いだんだ。空が美しくて、仰向けで浮かんで‥最高な時間だった。けれど、、その晩、歯が痛み出したんだよ。どんどん痛みが強くなった。ズキズキって。眠れなくて。それで、朝方になって、、寝ちゃった。起きたら約束の時間が近づいていたんだよ」
彼は頬に手を当て、、首を振った。
ほとんどが英語だったけれど、身振り手振りも加わり、すごく分かりやすくて一度で理解できた。
スペイン語は“痛む”を使っただけだった。辞書を開いて見せてきた。
しかも!私の分野の話しだったから、直ぐにわかったのです。
これもまた、スゴい偶然!
「あぁ、気の毒に…。だから鼻が赤いのね!?」
(※関係ない)
「ノ~ノ~、これは日焼けしたんだよ、歯のせいじゃない。」
彼は真顔で焦って切り返した、
(お互いに、ウマくボケられなかった)
赤い鼻の理由がやっと分かった。
肌が白いから、赤くなってしまうんだね。
私の母も色白だから、昔家族で海に行ったときは、必ず真っくなって痛がっていたな…
それにしても、旅先で歯が痛くなるとは、、、
「治療している所がある?それともどの歯かわからない?」
私は、この美しい空間で問診を始めた。