数日の辛抱。
この次のホテルにはドライヤー完備だもの。私は気を逸らすよう努めた。
日本に居るときと違い、こんな、こんなにも小さなことで、ガクンとしてしまうのでした。
空気は乾燥しているし暑いから、髪は直ぐに乾く。暫く結んで過ごせばいいね。
前を向いていた。
デパ地下のお惣菜目当てに、開店と同時に駆け込んだ。
量り売りの店へ、なるべく早く着きたかった。
ご婦人たちで賑わってからでは、また、私はオロオロするだけで、手を挙げて注文は、、難しい。
奇跡的に、一番乗りだった。
私は、三種類の総菜をそれぞれ100グラムずつ注文した。
店員は、こちらを見ることなく黙って詰めていた、
緊張し始めた。
人が増えてきていた。
細かいことはやってられない!
私は、貯まる一方の硬貨支払いをあきらめ、紙幣で清算し、ジャラリとお釣りの重みに、、 やれやれ。。
( ̄∇ ̄;)
店を後にするとき店員は、客に「ではまた!」と声をかけるのだが、、
私に言ったのは
“さようなら”
だった。
Σ(゜□゜;)
さ、さようなら………
立ち止まる私の周りは木枯らしが吹いていた。
夏真っ盛りのグラナダで、マフラーが必要なほど、身震いした。
紫色の唇だったにちがいない。
100グラムぽっきりの客は、、ダメなのかしら。
ガラスの心は砕けていた。
分からないが、、「またね♪」じゃないことに、ひどく気を持っていかれていた。
バカみたいだが、気にしてしまった。
『さようならアハハハハハ アハハハハハ』
頭から離れなかった
(><@)”””
重い足取りで、エスカレーターで上階へ向かい‥つまづいて降りた。
ブラシを買わなきゃ。
気を取り直し、ブラシを選んだ。
明るい気分になれる色‥
黄色いコームに惹かれた。
濡れた髪を整えるだけなら、これがいい。
黄色いコームを手に、レジに並んだ。
振り返ると、いきなりズラリと並んでいた。
こ、これじゃぁ、小銭支払いを落ち着いてできないわね。
私は‥
「お先にどうぞ」 列から出た。
一周りしてから戻ろう。
今日は、硬貨を使って支払いをやりたいの!
私の、苦手は「コイン」だった。
乗り越えたかった。
緊張すると、値段を忘れるか、コインの種類が混乱するか、のせめぎ合いになっていたから、なんとしてもやり遂げたかった。
…一度くらい。
意外と、頑固 ( ̄△ ̄)””