私の旅のサポーターが、続々と集まってくる、そんか感じになってきていた。
落ち着くどころか、キャラがどんどん濃くなっていき、深まりをも感じられた。

テレフォンカードを買って、また一つ“できるコト”が増えて嬉しかった。


ホテル予約!
私はキョロキョロしながら昔ながらのお店が並ぶ路地を歩いていた。

素敵なランプが優しく灯る、懐かしさのある喫茶店のような前で立ち止まった。
窓越しに中を覗き見たら、フロントがあるサロンだった。

ホテルだ!

クラシカルな長椅子やサイドテーブルが素敵!
薄暗いが、ランプのオレンジが四隅でやわらかくひろがっていた。
その優しい空間に魅せられた。

ここがいい!


私は入り口の前で深呼吸して、手のひらに“命”を3回かいて!飲み込んだ。お蕎麦を吸うみたいにシュルッて。

(緊張するとよくやるオマジナイだった (-_-))

白い木枠のドアを開けると、牛の首に付いている鈴みたいな音が、、カランコロンと“控えめな歓迎”を放つようにに鳴った。全身がハッとした。

ラッパじゃなくて、ホラ貝じゃなくてよかった!


すっっっごく緊張していた。
(;´Д`)ゼーゼー

サロンでは、本を読む人、タクシーを待っている風な人、静かなおしゃべりをする客でとても品のある空気が漂っていた。

散歩がてら、、というのもあり、私は白いタンクトップにベージュの短パン、斜めがけの布袋‥という“港の大将”みたいないでたちだった。

チャンとしておけばよかった!
(>_<)ヽ


フロントに近づいて挨拶をした。
「来週1週間、予約できますか」
笑顔をつくれなかっな。
泣きそうじゃないくれど、固まった顔だった。

不気味な旅人、の手前だったかもしれない。



「あいにく‥来週は満室です。」
フロントの(若めですかした)男性は美しく艶やかに固めた髪一本たりとも乱さすに、静かに言った。
眉毛も動かずに。


「あ、、そうですか。ありがとうございました」
少しだけ微笑みホテルを出た。

それ以外なかったし、再来週の空き具合を聞いてみよう、という気すら起きなかった。
完敗なメンタルだった。

彼は彼で、再来週なら空いていますよ、とかの歩み寄り(?)を見せなかったので、ここはご縁じゃなかったことにした。


した、のに、私は足取りが鉛がついたかのように重たくなって(しまって!)いた。

すごく、、、ハードだった、


(・_・、)


とぼとぼ歩いていた。
他にあるはずなのに、目に入らなかった。


だめ、、今はやめよう。
何か食べてからまた探そう。


立て直し時間をとることにした。


こんな、こんな小さなことでも、遠く離れた慣れない地では、ガクッときてしまうのでした、、