あさみちゃんと別れた私は、グラナダへの切符を購入すべく、真っ赤になった目でホテルを後にした。
10時の開店に間に合うようオフィスへ向かった。
車がビュンビュン行き交う大通りをひたすら歩いた。
信号待ちはまだ、、緊張する。
よそ見しない!
スリに気をつけて!
手をギュッと結び気合いを入れた。
慣れたものだな( ̄ー ̄)″″″
ムダがなくキレのある動き。
半分まできたかしら…
スタスタ早歩きで向かった。
視線の先に、ちょっと不安になる雰囲気のサングラス集団がいた。
ヘタに曲がっても、狭い路地で囲まれたらお手上げだ。
直進! パワー全開にした。
平気、平気、
(やや弱気で)繰り返した。
怖かった。
ビビってしまったけれど、お得意の早歩きで、触れたらケガするぜぃ!みたいなビームを放って最速で、無心で通過した。
私は、、
“ヤバいのかもしれないメンタル”と
“勇敢”の境目に居るな、と思い始めていた( ̄△ ̄)○○○
オフィスの建物に駆け込むようにして入った。
後ろを振り返り確認した。
相当、神経質になっている自分に呆れた。
昨日、グラナダの行きの話はつけてあったから、発券は素早かった。
「(ノ^^)ノおめでとうさん!!
グラナダ行きの特急券購入!』
くす玉が割れ、紙吹雪が舞う様が浮かんだ。
やった!やったぁ~!
どうしよう、、床に座り込んでしまいそうに嬉しかった。
この時を、私はずっっっと待っていたのだから。
6時間の旅を、安心して、心地よく過ごしたかったので、乗車券は1等車を買いました。
ホテルの予約もやってくれると言う、なんともありがたい流れ。
今後の予定が決まり、安心した私は、担当してくれた女性としばしのおしゃべりでひと休みさせてもらった。
外を歩く時は、気が張っているので、建物に入るとものすごくホッとした。
ここでも全てを手配してもらい、私はキョロキョロ見回して待っているだけだった。
日本ではなんてことのない小さな用事でも、ここスペインでは、一つできるたびにとても嬉しくなった。
なにもかもが真剣で、喜びも大きい。
小さなことが、(できて)当たり前なことが、私の心を満たしていった。
グラナダのホテルを選んでいる時、私が希望した所3つとも、空きがなくとれませんでした。
彼女が、予算と立地をふまえて選び出したホテル、、
やや高めに思ったが、名前に聞き覚えがあった。
そう、4年前にツアーで泊まったホテルだった。
その当時はこれと言ってピンと来なかった名前。意味は分かるが、ヒーロー国の都市名としか思わなかった。
あぁ、天のはからいね、そう思わずにはいられなかった。
こうして待ちに待った、求めて止まないグラナダへと出発するのだった。
心で感じる矢印に従うだけで、本当に色々なことがス~と流れだしました。
そして、その都度必要とするものが用意され、私はそれらを掴むだけでよかった。
グラナダ行き特急券
ホテル
“LOS ANGELS”
~天使たち~
((☆。☆)☆彡


