このひとり人旅で自信のついた私は、その後もひとりスペインへいきますが、機内生活を楽しめています。
読書、書き物、編み物、時には隣人と意気投合でおしゃべりが弾んだり。
けれども、第一回目のひとり旅では、思った以上に緊張しており、日記を読み返しても『空飛ぶこもり部屋』での弱音が目立っていた。
8時間が経過した頃の日記には、
今どの辺りか、何時だろうか、トイレへ行きたいが隣人起こしたくないな、、と落ち着きがなく、楽しむのとは程遠い感じが綴られていた。
慣れないひとり旅、そうとうクタクタの私がいたのでした。
それでも何とか気力を立て直し、おやつを食べながら日記をつけた。
『身体が疲れてきた。膝が痛む。前回、ツアーでのスペイン旅行は4年前かぁ…体力的に今の方が落ちるのかな、、おっとぅ!“落ちる”はイケない。まだ、フランクフルトにさえ着いていないのだから。
先が長いな。
お腹にガスが溜まっている、、さっきの食事にゴボウが入っていて何も考えずに全部たべちゃったからな。
あとどれくらいでフランクフルト?
やはり、ヨーロッパは体力勝負だわ。
若さあっての機内生活。
早く、早くベッドで寝たい!!』
やれやれ、な私だった。
この時ばかりは、『空の書斎』を満喫するユトリがなかったのでした。
グラナダの焼き物。
スプーン置き。
割れずに持ち帰ることができました。

