素晴らしいタイミングで見つかったスペイン語教室。

早速、電話をかけます。
片言の日本語を話す女性が出ました。
前もって伝える内容をノートに書いておきました。
私が思うように作ったスペイン語です。
文法は間違っているでしょうが、いいぇ、間違っているし、ビックリな配列だと思う。
でも、伝わるはず!と自信満々でした。
ノートを読み上げ、日本語でもう一度話しました。

彼女は、「ちょっとまってね」と離れた所にいる誰かに「スペイン語クラスを希望の女の子からよ。」するとなにやら言われているようで、私はしばらく待っていた。

再び彼女。

「では、○月○日、お昼に来る、できますか。お話ししましょう」とゆっくり短くスペイン語で言った。

私は元気に「はい!12時に」と伝え電話を切りました。


分かった!理解できたし、伝わった。私はニヤニヤが止まらず小躍りした。


初めのクラスをどう見つけたのか、本当に覚えていません。

あれは幻だったのでしょうか。
通過儀礼、そうとしか思えなかった。


不思議な流れに乗った私は“スペイン人によるスペイン語”を煙のない静かなお部屋で、約一年学びました。

先生か作る本場スペインのパエ-リャ、ご主人がギターにのせて美声をはりあげたラブソングなど、語学以外にもスペインを思いっきり感じながらの楽しく濃厚なクラスでした。


スペイン語を習って一年が経つ頃、私は出発を決意します。


ホテルやチケットの手配、退職願など次々と進めていきました。



こうして、私のスペインへ向かう流れはどんどん加速していきます。