散々なスペイン語教室でしたが、
さて、どうしようとなった。
 
他を探さなきゃ。
焦っていた。
今回のようなことはないと思うけれど、弱気になっていて、自分でやるしかないかなと考えていた。
 
 
18年前です。
今のようにスマホで検索すればいいや、とはならず。
 
 
しばらく、自力でやりながらどうやって探せばいいのか分からずに数週間。
次の『印』がやってきます。
 
 
ある日曜日。
隣に住むいとこの息子(当時4才)が朝、私をお越しにきました。
「公園行きたい!」
 
まだ寝ていた私の顔周りをズカズカ歩いて催促。
 
髪の毛を踏みつけられた時には、さすがに起き上がった。
横にちょこんと座った彼を見たら、負けた。
 
キラキラした目で待っている。
 
支度をして出かけました。
 
公園へ向かう途中に図書館があるのですが、その通りにさしかかると彼はいきなり走り出した。
 
図書館の掲示板に近づき、貼ってある紙を引っ張った。
 
一部を引きちぎってしまった。
 
「ちょっと~、ダメじゃない」
私は慌てて取り上げました。
 
その紙はミシン目で千切れるようになっていた。
小さな紙切れには何やら書かれている。
 
“スペイン人がスペイン語教えます”と。
電話番号も書いてあった。
 
 
なんというミラクル!
信じられなかった。
今でも、あの時の高揚感はハッキリ覚えています。
 
私は目を見開いて彼を見下ろした。
抱きしめて揺らした。
ブクブクの頬とまん丸の目を輝かせた彼は、私の感激に身を任せて揺さぶられていた。
 
 
探さなくても、心が緩んでいると、全く関係ないことの中に、ピンポイントの『印』を見つけます。
 
リラックスしているときに手にする
印は『この道進め!』と分かるように示してくる。
 
 
深い部分で大丈夫だと思えます。
よく気づきましたね!と迎えるように鐘が鳴っている感じです。
 
 
無理に進めなくても、心が緩めば
本当に、簡単に、必要なものは手に入るのだと知ったのでした。
 
 
 
つづく