初めてのスペインをツアーで体験した私は、この時に「次はスペイン語を話せるようになってまた来たい!もっとゆっくり周りたい」と強く感じたのでした。
考えてみれば、小さい頃家では、スペイン語が当たり前に、日常的に聞こえていました。
流れてきていた、といった環境でした。
BGM、そんなです。
父はタンゴが好きで、夕食後にはタンゴを聴きながら自室にこもりパソコンに向かっていました。
タンゴの歌詞を理解するため、スペイン語の勉強もしていて、日曜日の午前中は教材手にNHKのスペイン語講座を見ていました。
子どもの私は「変なの。皆英語やっているのに、どうしてうちのお父さんはスペイン語なんだろう」と思ったものです。
そんなわけで、とにかくスペイン語が身近でした。
このような環境に生まれたのも、そこから魂の道への『印』が始まっていたのかな、なんて思うと、強力な導きによって生きているなと感じます。
家族でよく行っていた小さな家庭的なレストランがあり、お店の名前は
“みかさ”でした。
今まで気づきませんでしたが、
スペイン語でMi casa は『私の家』なのです。
これは偶然でしょうか。
そうやって辿っていくと、すべてはその時その時の『印』によって繋がっている、と思えてなりません。
私はスペインだった。
それだけです。
あれこれと理由付けは必要ないし、意味がありません。
印に気づき、それに従って進めば、そこにわたしの望みがあるのですから。
つづく
