選んだ道… | ピエロの涙のブログ

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4月の終わり、
パートナーから告げられた言葉。


13年間と言う長い間
常に心の何処かで不安はあった。
「こんなに待たせていいの?」
「普通の家庭を築きたいのでは…」
その度に自問自答。
答えなんて出るわけもなく、
ただ
遠く離れたパートナーを信じ、支えとして過ごしてきた。

お互いに家族や友人にも話せない事も話してきた。
離れているからこそ積み重ねてきた会話、言葉。

だからこそ 分かってしまう事もある。

話のトーンや 間(ま)、スピード…

4月の半ば、「大事な話がある」とは言われていたけれどお互いに忙しく先伸ばしに…

あの日は確信に触れた瞬間だった…


「結婚を前提に"contact"している人がいる…」
「子供を産みたいと思っている」

ショックも有るけれど、 "遂にこの日が来た"と言う現実を突きつけられ
気持ちの持って行き場を探してた。


「3度目か…」

私が愛した人は
みんな結婚してしまう…

何時かはこうなると心の何処かで思っていた、覚悟していた事だけれど
やっぱりツラい。

パートナーと前から話していた約束、
「お互いに誰か好きな人ができた時には正直に言う。だけど、二人の誰よりもcloseな関係はずっと変わらない」

彼女は真面目が過ぎるほどだから全てを話してくれました。
相手の人にも私との事を話したそうです。

心に折り合いをつけながら数日後、そんな彼女に私が言ってあげられたのは
「あなたなら
きっと素敵な家庭を作れるよ。」

その時 私にとってのパートナーは
Best friendに代わってしまった。
「あなたは何も悪くない
本当に ありがとう。」
彼女はそう言ってくれました。

13年間、
心の支えになってくれて私の方が感謝しているのに。


日本でも ようやく動き始めた性的少数派の問題。
私達には遅すぎた。


私を含め、
全てが遅すぎたのです。