解説満載☆モアイを巡る旅【アフ・トンガリキ】@イースター島 | FreeFlowLife

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モアイを巡る旅はつづく。。



【アフ・トンガリキ】






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ポイケ半島付け根の南に整然と立ち並ぶ15体のモアイを擁するアフが、
アフ・トンガリキだ。
モアイ倒し戦争でうつぶせに倒されたモアイは、
1960年のチリ地震による津波で見るも無惨な状態になっていたが(※1)、
1995年に日本の援助によって復元された(※2)。
モアイが立つ全長約100m、幅6mのアフはポリネシア最大級と言われている。
アフの前の広場には、彫刻の施された石、倒れた巨大モアイ、
いくつものプカオなどが転がっている。
このエリアだけで33体のモアイが確認されたそうだ。
また、アフ・トンガリキ入口にある1体は、
1952年に日本にも来たことのあるモアイ像だ。(※3)












(※1)チリ地震と津波
1960年に島を襲った津波により、特に南海岸のモアイは大きなダメージを受けた。
津波はハワイでも10m以上の高さを記録。
日本でも三陸海岸に襲来し、150名近い死者を出した。
アフ・トンガリキのモアイもバラバラに砕けたが、
地震前に撮られた1枚の写真が残っていたことから復元に成功したそうだ。



























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整然と立ち並ぶ15体のモアイたち。

ほとんどのモアイ像には名前がないが、国立公園管理事務所のレインジャーである
パウラさんによるとかつてはすべてのモアイ像に名前があったという。


















右から順番に紹介させていただこう。








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(向かって右手より)1番目 コ・ラヒ


























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2 プナ・テ・アフ
























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3 コ・ロロイ


























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4 コ・テキ・ア・カバ

























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5 オロ・ヒア

























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6 ハティ・レインガ


























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7 テテキ・ヌイ


























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8 トゥテ・アオ


























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9 テテキ・ヌイ




























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10 ペイ・ア・ハオア




























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11 テ・ケイ・イティ

























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12 クレンガ・ヌイ



























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13 ヒティ・ア・フキ



























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14 コ・テ・マンガ・オ・カベ


























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15 コ・テ・ノエ・ポー

































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16体目のモアイになるのもお忘れなく。笑























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倒れている巨大モアイ

広場に放置されている首の折れた大きなモアイ。
もしかするとアフ・トンガリキの16対目になるはずだったのかもしれない。

















 (※2) モアイ修復プロジェクト


15体のモアイの修復は1993~1995にかけて
四国・高松の(株)タダノという大手クレーン会社が行った。
クレーンの提供だけでなく1億円に及ぶ莫大な資金援助により、
調査、そして再建へと至った。。。


1988年:あるテレビ番組から物語は始まった

日本のテレビ番組にビデオ出演した、
イースター島の当時の知事であり考古学者のセルヒオ・ラプが、
クレーンがあればモアイ像が起こせるのに、とメッセージを送った。
それを見ていたタダノの社員が、自社のクレーンを提供してみてはと提案。


1991年:モアイ吊りテストと第一回調査団派遣

提案を受け入れた会社は1990年にチリ大使を訪問。
実際にモアイを吊り上げることができるのかテストを行う。
1991年には考古学者を含む第一回調査団がイースター島入りする。


1992年:モアイ修復委員会設立考古学調査が始まる

考古学者を中心とするモアイ修復委員会発足。
アフ・トンガリキの修復・再建計画の実行に関して検討を行う。
イースター島では日本・チリ考古学者共同の学術調査が行われる。
そして神戸港より50トン吊りクレーン、修復機材や発掘用の道具が
チリのバルパライソイ港に向けて出発した。


1992年:イースター島にクレーン上陸

チリ海軍の上陸用船艇がイースター島のアナケナ海岸到着。
船に乗るよう特別に改造されたクレーン車が、島民の見守るなか島に
上陸した。さっそく、島民にクレーン捜査の指導が行われる。


1993年:発掘調査終了 アフの再建に着手

モアイ像を建てる前に1帯約1000平方mの発掘調査が行われた。
その際に、イースター島で2番目となるモアイの目、クジラの骨の釣針
などがみつかる。続いて、津波に襲われる前の写真を基に、
散らばった石を集め、アフの再建が始まった。完成したアフは長さ98m、
幅6m、高さ4mにも及んだ。


1993年:アフの上に2対のモアイが立つ

モアイ像を立てるにあたり、モアイのどこにヒモをかけたらいいのか、
クレーンの吊り上げ荷重50トンに耐えられるかなど、さまざまな課題を
乗り越えて、8月7日、高さ5.8m、重さ41トンの最初のモアイ像が
アフの上に立つ。


1995年:15体のすべてのモアイが立つ

1体目のモアイの復元から約1年9ヶ月後、
ついに15体全部のモアイ像がアフの上に並んだ。
さらに翌年にアフの両翼の石組みが完成し、
プロジェクトは終了した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

2003年 クレーンが故障した!新たなプロジェクト開始!

1995年に15体のモアイ像が立ち、同年ラパ・ヌイ国立公園として
ユネスコの文化遺産に登録されたイースター島。
修復プロジェクトはすでに終わっていたはずだが、この年イースター島から
タダノに1通のメールが届いた。
クレーンが故障してしまい助けて欲しいとのこと。
前回クレーンを上陸させ、操作方法を教えた末澤さんが
再び島に派遣される。
しかし、クレーンの傷みは思った以上にひどく、修復不能であることが分かった。


2005年 新たなクレーン車が島に届く

タダノは新たなクレーン車を島に寄贈することにした。
クレーンの故障は塩害による部分が大きかったため、
塩害に強く島の環境にあった塗装を施した特別仕様車が用意された。
これを記念して、アフ・トンガリキの入口には記念プレート設置された。
同じものが高松市の女木島にも設置されている。







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記念プレート。























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アフの両翼も立派なものだ。


























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モアイの手。

























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入口側にはプカオが並んでいる。




























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(※3:入口のモアイ)

モアイ・ホトゥ・イティ

1982年のエキスポランドで開催された
『謎のイースター島巨石像』展で来日したことがある。
もとはラノ・ララクにあったが、トール・ヘイエルダールの
モアイ運搬実験に使われ、この場所に運ばれた。
そのためこのモアイにはアフがない。































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モアイ。2つとして同じものはない。



























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モアイを削る職人。





























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アフ・トンガリキで外せないのがサンライズタイム。

背後から朝日に照らし出される15体のモアイの姿は神々しくもある。


























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5月は海からではなく半島の奥から太陽が昇ってくるのが少し残念。
(2月などベストーシーズンは海から上がってくるそうだ。)















その他:アフ・トンガリキの海側にはモアイの胴体と頭がある。
形から古い時代のものとされている。。。














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日の出の写真はまだまだあるが、またの機会として、
次回は北海岸周辺を巡ります☆



つづく。。。





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