困難の中の大チャンス | 逞優の日本の今後を考える

逞優の日本の今後を考える

偉人たちの哲学を現在に当てはめていきます







私の知人で、同じ会社に3回も挑戦して

前例がないことだという理由で採用された人がいます



100人の就職活動者がいる場合、

「あの会社は厳しすぎる」とか「気難しい」などといった

根拠のない噂に左右され、誰かがやるまで黙って様子を伺っている人が

90人いると言われています

その残りの10人がとりあえずやってみようという心構えで臨むそうです



そして、挑戦した人の内の9人は

噂通り厳しく勝ち残ることはできないと勝手に判断し

早々に戦意喪失してしまうと言います

そうなれば、必然的に残った1人が採用されるでしょう



多くの場合、成功するには勝った負けたの概念ではありません

私の知人のように最後まで忍耐強く、執念深く粘ったかどうかの問題です





また、別の話ですが

ある証券会社の新入社員が

「あの取引先は誰が行ってもだめだから行くのをよしなさい」

という忠告を先輩からされたそうです。



しかし、その新入社員は視点を変え、誰も訪問したがらない会社だからこそ

チャンスがあると信じ行動に移したのです。

しかし、何度か訪問してもやはりダメ

ところが、何度目かの訪問中に大雨が降ったのです

その状況に優しさを出した取引先の社長は

「雨がやむまで待って、その間に証券の話をしてくれ」と言ったそうです

突然の言葉に彼は喜んで話をし、

契約をとることなど考えもせず話しました



その2日後、不意に彼の元へその取引先から承諾の連絡が入りました。

さらに、今後の株はその人に全て任せるということまで言わせてしまったのです。

このことがあり、その証券マンはただの新入社員から一瞬にして所長に昇進しました





これら2つの実例を見ても

いかに忍耐と意思の力が他人を突き動かすかということがわかっていただけるでしょう

彼らは『ダメでもともと』という想いで望んでいました

どうせダメだからこそリスクもなく

どうせダメだからこそ誰からも咎められることもなく

心のゆとりを持つことができるからこそ、その目標に真剣になれたのです



私たちは一般的によく考え計画したうえで行動を開始し、

更にその考える時間が長引けば長引くほどに自分で勝手に

大きな問題に膨らませてしまう傾向があります

しかし実際は、深く考えずに行動してみると案外すんなり事が運ぶものです



繰り返しになりますが

1度目のチャレンジで100人だった人が

2度目のチャレンジで10人になり、

3度目のチャレンジではたった1人になるものです

ダメでもともと。

あなたもゲーム感覚でチャレンジしていってみてはいかがでしょうか




逞優

本日 映像更新しました! 「Cradle」 composed by Katsuaki Takizawa

みなさんの心に届きますように