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今年の4月1日、突然、月曜日の朝8時30分に全社員参加のズームミーティングが通知された。朝早くから集まったそのミーティングでは、社長から今の会社の状況と、今から40人リストラすることを告げられた。なんでまたエイプリルフールの日に、全く笑えない事実だった。

 

私の会社は、創業6年目の製薬系ベンチャー企業で、私は17番目の社員で研究員として入社し、その後5年間右肩上がりに会社が成長し、社員はこの時点で110人くらい。ナスダックに上場してちょうど一年くらいのことだった。

うまくいっていたはずの臨床治験で、なかなか好材料が出せず、資金繰り困難のため社員30%カットとのこと。8時35分には短いミーティングが終わり、8時45分にVP(ヴァイスプレジデント)からメールが来る。今からちょっと話できる?とのこと。

ついに来たか。もしかして、これってクビになるのかな?

恐る恐る覚悟を決めて、team meetingに出る。

私は大丈夫だけど、私の部下が一人辞めることになった。

さらに、3人配置転換。8人いた部下は4人になる。

 

当日、午前中に次々と上層部からミーティングに呼び出される。VPに呼ばれた人は、部下が、CSO(チーフ サイエンティフィック オフィサー)に呼ばれた人は、当人がリストラを告げられる。

戦々恐々とメールを見る。みんな感情的になって、肩を抱き合って泣き出す。

 

午後からは、リストラされた人が一人一人、人事に呼び出され、退職金の話や、引き継ぎの話をする。

今日から3日後に片付けて出ていってくださいと。3ヶ月分の給料は払いますとのこと。

みんな、昼から、ビルの一階にあるバーに集まる。

仕事なんかやってられるかと言って、みんなで泣きながら飲んだ。

 

そんなこんなで半年以上が過ぎ、先週の日曜日の夜に、ふと一通のメールが来て、また、月曜の朝8時30分に全社ミーティングが入ったことを知る。みんな、何が起こるかわかっていた。業界の景気が悪くて、ベンチャー企業に資金が廻ってこないのだ。お金のかかる免疫治療に誰も投資しなくなった。

次は誰が斬られるんだろう。

 

8時半のミーティングは、我が社の唯一の臨床治験を中止すること、そして、上層部3人が出ていくこと、さらに20人の研究員、職員が出ていくことを告げられる。これで残ったのは40人か。

 

今回は、12月末までの雇用となるが、今週末で荷物を片付けて出て行くこと。3ヶ月分の給料が出ること、そして、ボーナスも支給されるという、リストラにしては、ありがたいパッケージだった。

8時50分にVPから連絡が入る。また部下の一人が切られた。彼女は、私たちの部門で最も功績を残した功労者だ。治験申請用の臨床前試験を終え、申請書類を完成させて、つい数週間前に学会発表したところだった。彼女の研究プロジェクトがひと段落して次のテーマに移るところだった。プロジェクトが終わったから、チームも解散というところか。今回は私の首も飛ぶかとかなり心配した。

 

前回と同様、次々とみんな呼び出され、泣き喚くこともなく職場を後にした。すごく働きやすい会社で、みんな仲が良かったから、別れるのは辛い。ただ、4月にリストラされた人も同じビルの他の会社にさっさと就職して、案外みんなちゃんと次の職場で頑張っている。ときどきみんなで飲んだりもするし、散らばった人同士情報交換して、みんな再就職に向けて動いている。

そんなこんなで、波乱万丈の一週間。最終日の金曜日はまたみんなでバーに飲みに行くかな。

 

あれ、ダイエットは。。。来週から。