大晦日は以前住んでた家の近所にあるスーパーで恒例の売り尽くし爆安セールをやんねん。生鮮・鮮魚・精肉・総菜等…賞味期限が短い物や保存が効かん物を半値で売り尽くす、年に1度この日だけにやるセールでチラシを見た客がドッと来る。だもんで全ての用事や約束を却下して臨むことにしてんや。昨年は総額3千円買うて丸々1ヶ月つまり1月は何も買わず飯が食えた。

 大売り出しは17時から始まんので先にマルハチと業務スーパーで正月3ヶ日分の飯を買うた。予算が3千円しかないので何としても出費を最小限にせんとならんが、幸い500円ぐらいで残りの銭で本番に備えなくちゃならん。それまでジッと家で待機やっとぉ時に佑佳ちゃんからTELや。よりによって用事を済ましたら俺の家に来るって、邪魔者扱いにゃ出来んし不承々々承諾した。

 17時になって出発した!!これまでの経験で売り出しは17時半ぐらいからボチボチ始まったけど、スーパー「マルアイ」に着いた時点で既に始まってて、目当てにしてた幾つかの販売が終わってしもとった。「エェーッ!!!何でじゃ今年はえらい早いやんけ!!!」お陰で当てが外れてゲットが半分以下になってもーたがな。佑佳ちゃんが家に来んので時間が気になって諦めて早目に帰ってん。買い付けの目的が千円以下に留まって、精々持って半月分の食料しかゲット出来ひんかった。

 年末に買うた2Lパックの酒もたった3日で切れたし、予算が残った800円で8日まで持たさないかんので又酒を我慢して、買い溜めした厚揚げを焼いて6日間の飯を補うしかない。8日になれば家のローンを引かれた差額で今月の給料まで持つし、俺ってホンマに波乱万丈やと思うわ。

 佑佳ちゃんは孤独な正月を迎えんので一緒にこさえた夕飯を食べることにしたんよ。肉親に逝かれた状況は俺と同じやから孤独感の気持ちは痛いほど分かるが、淋しさに負けたら鬱になるし適度の相手もするが、俺が生きてる間に早う仕合せを掴んで欲しいと祈るばかり…なんよね。