あなたの花

久我壱星(CV:仲村宗悟)





() 白んだ雪山から
枯れ木を耐え抜く
衣を仕立てる
欠けることなき対と
騒めく都の階段歩こう

() 揺れる炎を身に纏って
守るために切り裂く波間
繰り返すは 元の木阿弥
整然とされた海を行く

(メ) 明日は誰に後ろ向いて
() 手の鳴る方へと 旅路指し示す
(メ) 鬼はいつも始まりから
() 続く前科に押され
(オク↑) 朽ちて行く
(↑) 落ちた枯葉 集めるなら
() 種を蒔き 水をやり春を待つ
(↑) いつか光開けるなら
(オク↑) 過去に怯えなくていい
不完全でいい
類のないあなたを
() 咲き誇れ


(オク) (嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼)
(後半は↑↓オクに←いる)


() 霞んだ朝露から
芽吹いた香りに 明かりの重なり
(↑) 五里霧中なる狐は
彼岸を探すも 燻る雪跡

(メ) 揺れる蒼葉に浮かれる者
旅立ちの日を弔う者
() 喜びと悲しみを胸に
携え 巡り合わせを行く

(メ) 遥か遠き道なき果て
() 土に眠るさなぎを耐え忍ぶ
(メ) かじかむ指 伸ばしてみた
() まだ知らぬ行き先に
(オク↑) 光差す
(↑) 課した歩みも通り雨
() 逃げ続けるだけは 命渇く
(↑) いつか灰に散り行くなら
(オク↑) 卑しめられたっていい
綺麗じゃなくていい
あなたの花を高く
() 咲き誇れ


(オク↓) 夜から逃れ 身を潜め 遠のく音
超えねばならぬ峠は来た道
(↑ オク↓) 三歩進めど二歩下がる 茨の向こう
咲く花見よう まだまだ行こう


() 明日は誰に後ろ向いて
手の鳴る方へと 旅路 指し示す
鬼はいつも始まりから
続く前科に押され 朽ちて行く
落ちた枯葉 集めるなら
種を蒔き 水をやり 春を待つ
いつか光開けるなら
すべてを受け止めて青空を仰ぐ

(メ) 遥か遠き道なき果て
() 土に眠るさなぎを耐え忍ぶ
(メ) かじかむ指 伸ばしてみた
() まだ知らぬ行き先に
(オク↑) 光差す
(↑) 課した歩みも通り雨
() 逃げ続けるだけは 命渇く
(↑) いつか灰に散り行くなら
(オク↑) 卑しめられたっていい 綺麗じゃなくていい
あなたの花を高く
() 咲き誇れ


(オク) (嗚呼 嗚呼 嗚呼 嗚呼)






相方のために書いたけどすきなんですよね

(メ) 明日は誰に後ろ向い
(↑) て
なのかわいい