今回新たに、typeST(Solid Tip)のSCS-61XUL “ Real Finesse”(左)と

SCS-62UL “ Real Finesse ver.2”(右)の2本を製作しました。

実は密かに、バスプロ選手権でメインに使用していたロッドです。








選手権の2週間ほど前は、梱包されていたものを開封したままのこの状態でしたが、

仕事から帰宅して、連日深夜までかかり、
何とかこの2本を完成させました。







ガイドは、FujiのガイドセットであるチタンフレームSICのT-KLSG20H81にT-KTSG5のガイドを追加し、






Fujiのカタログでも推奨しているように、KB-4をKL-5.5へ、KL-5.5MをKL-6Mに変更しました。

ソリッドティップ部分の長さは、2本とも約1フィート(約30.5cm)

ソリッドティップと接合部までは、T-KTSG4を設置しました。

typeST “Real Finesse”シリーズのガイドセッティングは、これでほぼ確定です。






ソリッドティップモデルのウイークポイントであるソリッドティップとブランクの接合部をスレッドとコーティングで補強

以前、製作したSCS-62XULから採用している接合方法で、具体的な接合方法はシークレットですが、

この接合方法は、ベースのブランクとソリッドティップの設置面を、ほぼ均一に密着させて接合できるので、

これまでの継ぎ方よりも、ソリッドティップとブランクをより一直線に近づけた接合ができ、なおかつ接合部の強度と耐久性も向上できました。

ただ、接合部の接着がこれまでよりも格段に難しくなり、大変苦労しました。







気になるロッドウエイトですが、SCS-61XUL “Real Finesse”が 67.6g






SCS-62UL “Real Finesse Ver.2”が、70.2gに仕上がりました。







SCS-61XUL “Real Finesse”のベンドカーブです。

2本とも24tカーボンソリッドを使用していますが、それぞれの目的に応じて、硬さの違うものを採用しています。

SCS-61XUL “Real Finesse”は、ノーシンカーワッキーリグから、軽量ダウンショットリグ等による向こう合わせ重視の釣りを念頭に仕上げました。





一方、SCS-62UL “Real Finesse Ver.2”は、ドラッギング時においてもガード付きのスモラバを確実にフッキングに持ち込めるように、

SCS-61XULより、ロッド全体的に張りとパワーを持たせたことにより、テストでは1/8ozクラスのスモラバも使用できました。

ベンドカーブは、SCS-61XULとほぼ同じくらいの力で曲げているので、分かりにくいですが、

ここから力を加えると、SCS-61XUL同様に、さらにティップを絞り込むことができます。









リールシートは2本ともにFujiのIPSシート、グリップは今回からAAAグレードのコルクグリップを採用し感度も向上したように感じます。

この2本の完成で、自分が作りたかったソリッドティップモデルのロッドにかなり近づいたように思います。

この2本のロッドのテストを繰り返して、さらに良いロッドを作れるように、これからも精進していきたいと思います!!